えっ!! ウソでしょ!? (~_~;)
 
ゆう@子育てパパ


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 スペインといえば、華麗なパス回しでボールを保持しながらゴールを量産するスタイルを思い浮かべがちだ。しかし、前回の南アフリカ大会を制する原動力になったのは強固な守備。その命綱が断たれたオランダ戦のショックは計り知れない。



 先制した後に許した同点弾はDFラインの裏をファンペルシーに突かれ、勝ち越し点の2点目はロングボールを巧みにおさめたロッベンに献上した。ロッベンに奪われた5点目もセルヒオラモスがスピードで振り切られたのが原因だった。



 南ア大会では決勝トーナメントの全4試合が1-0の勝利だった。ボールを持って相手の攻撃機会を減らすとともに数少ないカウンターにも対応できていたが、この日の惨状にデルボスケ監督は「なぜ5点失ったか分からない」と頭を抱えた。



 2点ずつを奪われたファンペルシーとロッベンは、オランダが世界に誇る希有なアタッカーではある。それでも分かりきったロングボール一辺倒に近いシンプルな攻撃に対応できなかったことは、チームの根幹を揺るがす事態といえる。



 南ア大会の決勝トーナメントから続いていたチームの連続無失点試合は4で、GKカシリャスの連続無失点時間は476分で途絶えた。「次の挑戦に挑む選手の強さを待っている」と指揮官。“無敵艦隊”が荒波にのまれかけている。(奥山次郎)