ゆう@子育てパパ

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富山市の富岩運河をクルーズする「富岩水上ライン」の本年度の運航が5日、スタートした。運航開始式が同市湊入船町の富岩運河環水公園で行われ、関係者が記念乗船して運河沿いの桜の景色を楽しんだ。
富岩水上ラインは、県と富山市が共同で運航。ソーラー船「sora」(定員55人)と電気ボート「もみじ」(同11人)の2隻が運航しており、富岩運河環水公園と国指定重要文化財・中島閘門(こうもん)、岩瀬地区を結ぶ。2009年の就航以来、乗船客は年々増え、昨年度は過去最高の1万9171人だった。
式には関係者や来賓ら約50人が出席。渋谷県観光・地域振興局長が「1年後に北陸新幹線が開業する。観光資源として今後もブラッシュアップし魅力を高めていきたい」とあいさつし、高平公嗣県議会議長ら来賓が祝辞を述べた。渋谷局長ら5人がテープカットをし運航開始を祝った。
なでしこ保育園(富山市牛島新町)の年長児4人が船長2人と船内ボランティアガイド2人に花束を贈呈。記念乗船会もあり、乗船した出席者たちは水上からの春の眺めを満喫していた。
18日までは毎日、環水公園を出発し中島閘門で折り返す「お花見運航」を行う。19日から通常運航となり、11月16日までの土・日曜、祝日に運航。本年度は1往復増やし、1日8往復とする。ゴールデンウイーク、夏休み、おわら風の盆期間中の平日運航も日数を増やし計21日間とする。8月には新たにモーニングクルーズを設定する。来年度は新しい船を導入し3隻体制とする。
富岩水上ラインの予約、問い合わせは富岩船舶、電話076(482)4116。
北日本新聞社