その味、食べてみたいなぁ。    (#^.^#)

ゆう@子育てパパ



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 産経新聞とエースコックが共同開発したカップ麺「それゆけ!大阪ラーメン」の取り組みが、大阪府の「大阪産(おおさかもん)五つの星大賞」に輝き10日、大阪市中央区のNHK大阪放送局で表彰式が行われた。同大賞は、府内で生産される農林水産物や加工食品を府が認定するブランド「大阪産(もん)」の普及啓発に貢献した活動に贈られる。大阪ラーメンは大阪特産の泉州タマネギを原材料に使用、タマネギ生産を通じて遊休農地の解消に取り組んだことなどが評価された。



 式では、エースコックの村岡寛社長が「ご当地ラーメンを通じて大阪を盛り上げたいという思いで開発した」とあいさつ。産経新聞社の斎藤勉大阪代表とともに登壇し、小河保之副知事から表彰状を受け取った。大阪ラーメンは、産経新聞大阪社会部記者がエースコックとともに開発。現在第3弾を発売している。



 ■三浦さん登頂の陰に、極限ですすった一杯



 今年5月、史上最高齢となる80歳で世界最高峰エベレスト(8848メートル)の登頂に成功したプロスキーヤー、三浦雄一郎さん(81)が、記録達成後の最初の食事で口にしたのは大阪ラーメンだった。疲労がピークに達した極限状態の中ですすった一杯。「温かいスープが体全体に染み渡り、生き返った」。偉業の裏には、大阪ラーメンの存在もあった。



 デスゾーン。生命を感じさせるものは何もなく、荒涼とした風景が広がる標高8500メートル。名だたる登山家を最も苦しめた過酷な場所として知られ、誰もが一度は「死」を意識することから、そう呼ばれる。



 パーティーは、この地点に最終キャンプを張り、登頂に成功。だが、「これ以上ないくらい疲れた」(三浦さん)という頂上からの下山では一時脱水症状にも見舞われ、最終キャンプでの休憩を余儀なくされた。



 テントの中ですぐに湯を沸かしたが、気圧の関係で沸点は70度前後までしか上がらない。それでも地上よりぬるめの湯を持参した大阪ラーメンに注いで、保存がきくパウンドケーキや赤飯と一緒に食べたという。



 「僕はだしにはうるさくてね。でも、大阪ラーメンのスープは本当においしかった。フラフラの幽霊みたいな状態だったから、固形物はあまりのどを通らず、スープを飲んで生き返ったような気分でした」



 赤黒く雪焼けした顔を終始ほころばせながら、3度目のエベレスト登頂を振り返った三浦さん。標高世界第6位のチョー・オユー(8201メートル)山頂からのスキー滑降という次なる目標も見据え、偉業達成後も体力作りに余念がない。



 「85歳という節目の年に挑戦したい。そのときはぜひ、大阪ラーメンを持っていきたいですね」