明けました おめでとうございます。 (#^.^#) (ゆう@子育てパパ)


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 年も押し迫った30日、京の台所「錦市場」(京都市中京区)では、年越しや迎春準備のために訪れた買い物客らでごった返した。



 「正月用にどうでっか」「安いよ買うてって」-。東西約390メートル、幅約3メートルの通りの両側に約120店がひしめく市場内では、店主らの威勢のいいかけ声が飛び交い、あいにくの雨にも終日熱気に包まれた。



 創業明治17年の京総菜店「井上佃煮店」では、京風のお節料理に欠かせない本棒ダラや名物のたたきゴボウなど、種類豊富な総菜を販売。鮮魚店「木村」では、縁起物のブリや頭付きのエビなど新鮮な味覚が所狭しと店頭に並んだ。店主によると、焼鯛はこの日だけで100尾以上が売れたという盛況ぶり。



 大小さまざまな鏡もちや雑煮用のもちを並べる京生菓子店「畑野軒老舗」でも、買い物客が次々と目当ての品を手にとっていた。



 年の瀬の買い物は毎年、錦市場という大津市の主婦、高谷亘さん(44)は「お節料理の準備は万端。良い新年を迎えられるよう奮発しました」と話していた。錦市場は31日も営業する。