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 化学工場やガソリンスタンドで指定された化学薬品を取り扱うのに必要な危険物取扱者試験で、東京都千代田区立お茶の水小2年の川田獅大(れおと)君(7)が11日、乙種第1、2類に合格した。すでに乙種3~6類に合格しており、乙種全類の全国最年少の合格者になった。これまでは8歳が最年少。



 獅大君は石を集めるのが好きで、埼玉県秩父市や岐阜県美濃市などで鉱石を拾ううち、石に含まれる赤いマンガンや緑の銅などの化学物質に興味を持った。



 化学式を作るカードゲーム「原子モデルゲーム」などで次々と化学式を学び、覚えの良さに驚いた家族が受験を勧めたという。



 危険物取扱者は工場の危険物保安監督者などに必要な国家資格。試験は法令、物理・化学、化学物質の性質・消火の科目がある。



 獅大君は名刺大のカードに物質名、化学式、特徴を記した「危険物消火ゲーム」を自作。「過酸化ナトリウムは水消火はいけない」など一つひとつ覚えたという。



 乙種は取り扱う化学物質ごとに1~6種に区分されており、獅大君は7月の4類受験を皮切りに5、3、6類に次々に合格。物理・化学は90~100%の高正答率だった。



 獅大君は「うれしい。将来は化学者になって、まだ正式に発見されていない117番、118番の原子を作り出したい」。父のコンサルティング会社社長、直司さん(43)は「子供らしい収集癖から始まった理科への興味を、今後も伸ばしてやりたい」と喜びを語った。