・・・要するに自然好きってこと? (~_~;)









 山ガール、釣りガールがいるんだから、虫ガールがいてもいいじゃんね!虫好きの女性のためのユニークなイベント「虫愛(め)ずる一日」が30日、山梨県北杜市の市オオムラサキセンターで行われる。「オオムラサキの森で虫と虫友に出会おう」と銘打って、虫に関する著作『虫目で歩けば』で知られるフォトエッセイスト、鈴木海花(かいか)さんとの観察会などが予定され、虫好き女性が交流を深める一日となる。



 虫好きというと男の子や男性ばかりと思われがちだが、鈴木さんは「最近は観察会などに行くと、けっこう女子率が高く、女性の虫好きが増えているなあ、と実感しています」と開催へのメッセージを寄せ、「この機会に、同好の人たちがこんなにたくさんいると実感し、虫を見つけながら、同じ楽しみをもつ相棒も見つけられたらいいですね」と呼びかけている。



 「虫目」とは虫を発見したり、虫のディテール(細部)を見る目のことという。



 イモムシの幼虫やカメムシなどを「かわいい」「面白い」「きれい」と感じる女性は以前からいて、イベントは女性の昆虫ファンをもっと増やそうと同センターが企画した。虫好きの女性のためのイベントは全国初という。



 同センターの環境教育担当、渥美友里子さんは「イベントが虫好きの女性が集まるきっかけになり、輪が広がれば」と話している。



 当日午前10時半からの第1部は、同センターの生態観察施設「びばりうむ」などで「虫友とみんなで観察会」(定員30人、要予約)。オオムラサキの幼虫を観察した後、自然公園で「虫目」になって虫探しも行う。午後0時半からは、虫トークで盛り上がりながら交流を深める「里山テラスでランチ&交流会」。



 午後2時からの第2部は鈴木さんと、インターネットで「昆虫エクスプローラ」「むし探検広場」など虫に関するサイトを運営する川辺透さんの対談がある。2部は予約不要。



 参加費は1、2部が800円(入館料込み、昼食代は別途)。2部は入館料のみ。荒天などで内容が変更になる可能性がある。



 申し込み、問い合わせは北杜市オオムラサキセンター(電話)0551・32・6648。ホームページは(http://oomurasaki.net/)。