タイ米とかも美味しく炊けるんだろうか?(~_~;)














 価格が10万円前後もする高級炊飯器が相次いで登場している。シャープは23日、同社の調理家電ブランド「ヘルシオ」から新たに炊飯器を発売すると発表した。業界初の自動洗米機能を備え、市場想定価格は9万~7万円。家庭で調理する「内食」志向の高まりに注目し、機能性を充実させた。主力の液晶テレビの不振が続く中、白物家電の刷新で収益アップをはかる。



 シャープが展開する「ヘルシオ」は水蒸気で調理するオーブンレンジだけだったが、炊飯器を2種類加え、9月20日から販売を始める。自動洗米機能は、内蓋に付けたスクリューを動かし、内釜に発生させた水流で米をとぐ仕組み。米粒の表面が削れず、手洗いに比べて、栄養素の残存量が多いのが特徴という。調理システム事業部の藤井正信事業部長は23日の発表会で「健康という新しい切り口で勝負したい」と話した。



 炊飯器の高級化はシャープだけではない。パナソニックが6月に発売した「SR-SX2シリーズ」の市場想定価格は9万9000~9万5000円で、スマートフォン(高機能携帯電話)と連動させ、レシピのデータを蓄積・共有できるのがミソだ。300度の高温でご飯を香ばしく炊きあげるタイガー魔法瓶の「THE 炊きたて」の希望小売価格は14万7000円。象印マホービンは9月11日、内釜の素材に南部鉄器を採用した「南部鉄器 極め羽釜」(希望小売価格13万6500円)を発売する。各社はこだわりの機能で拡販を狙う。