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関西電力は23日、猛暑だった2010年夏に比べた今夏の節電効果が、約11%(約310万キロワット)に達したと発表した。7月末時点では約9%(約240万キロワット)だったが、8月に入り2ポイント上昇した。約5%(約130万キロワット)だった昨夏の約2.4倍で、「10%以上」とした政府の節電目標を上回った。節電要請が始まった7月2日から8月17日までの午後2~3時の最大電力需要を10年夏の実績と比較して算出した。
節電分の業種別内訳は、工場などの「産業用」が約12%(約115万キロワット)、オフィスビルなどの「業務用」が約11%(約130万キロワット)、「家庭用」が約11%(約65万キロワット)だった。関電は「夏の暑さの本格化にあわせ、エアコン温度抑制などの節電効果が現れた」と分析している。
関電管内の電力使用率は、最大電力需要が今夏最高の2682万キロワットを記録した8月3日でも89%にとどまった。だが、大飯原発(福井県おおい町)の3、4号機が再稼働していなければ、需給逼迫(ひっぱく)警報が発令される一歩手前の96%にまで高まっていただけに、関電は「節電と原発再稼働なしでは電力安定供給は難しかった」としている。
政府は、関電管内の節電目標を当初15%としたが、大飯原発3号機のフル稼働を受け、7月10日から10%に引き下げた。節電要請期間は9月7日まで。
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