「ローズ着いたよ、起きて」 土曜日の朝方2時まで働いていたから、眠いようだ。 「うん、わかった起きるから」 大阪に着いたのは9時30分くらいだった。 ここまでは予定どうり後は電車に乗り換えて10時30分までには着きそうだ、今日は久し振り思いっきり遊ぶか。 デートなんてカミさんとして以来何年ぶりかな? 彼女が飲んでる席で 「日本に来てあまり遊びにいかないから、どこかへ行きたいな~ でもディズニーランドは1回だけお客さんと行った」 「遊園地なんか楽しそう」 と言っていたのでここに決めたのである。 自分も来たことがなく1回くらいは行ってみたいと思っていたが、まさかカミさんとではなくフィリピン人のローズと来ることになるとは本当に人生とはわからないものだな~と思った。 「早く行こうよ」 と急かす「わかったよ、大丈夫ユニバーサルジャパンは無くならないから」 すごくかわいい、まるで子供みたいに思えた。 考えてみたら少し年は取っているがこの位の子供がいても、おかしくはないのかな?とも思えたりもする。 着くとすぐに 「今日は全てのアトラクションに乗るまで帰らないからね」 「え、全部乗るの?」 「あたりまえ、せっかくこんな遠くまで来たんだから」 自分は正直絶叫マシーンは苦手なのに~どうしよう。 でも案内掲示板を見る限りあまりなさそうな感じ・・・ よかった 「よう~し がんばるか」 「うん、行こう」 こうして夕方まで思う存分2人の時間を楽しんだ。 夕ご飯はたこ焼きかお好み焼きを食べてから、かに道楽へ行こうと思っていたので、7時にはユニバーサルジャパンを出てなんば方面へ向かう電車に乗っていた。 予定どうり食事も無事終わりアルコールでも少し飲もうかとショトバーに立ち寄った。 「今日はすごく楽しかった、ありがとう」 「また今度違うところにも行こうね」 と不意に言葉が出てしまった。 「今度どこに連れて行ってくれるの?」 あちゃ~余計なこと言ってしまった。 「そうだな、また考えておくよ」 「わー楽しみだな、今度は沖縄がいいかな」 っておいおいそれは無理だよ。 「そうだね、沖縄かいいよね」 と合わせてはみたが、日帰りは無理だよな お・き・な・わ・・・ 「もう新幹線の時間が近いから行こう」 「うん」 こうして無事帰りの新幹線に乗り東京へ向かった。 新幹線の中でローズがもう少しお酒が飲みたいと言い出したので付き合うことにした。 自分もローズもあまりお酒が強くない、あまり飲みすぎないように気おつけよう・・・と思いつつビールを3缶も2人で空けてしまった。 東京へ着く頃には2人とも酔いが回っていた、するとローズが 「今日ずーと一緒に居たい家に帰りたくない」 と言い始めた。 これはまずいカミさんには引っ越しの仕事が終わって、そのままみんなで飲みに行ったとは言い訳がつくが、朝帰りはまずい。 どうしよう・・・ 「だめだよ、帰らないとお姉さんたちも心配するから」 「大丈夫、お姉さんたちも帰ってこないことあるし」 「ローズは帰らないとだめ」 「なぜ、sinさんは私のこと嫌いなの?」 「そうじゃないけど・・・」 「奥さんに怒られるから?」 「そうじゃないよ」 とは言ったがそれが本心。 「わかった、次の機会にしよう」 「なぜ、今じゃ駄目なの?」 と涙目になって来ている。 やばいこのパターンローズに押し切られそう・・・ カミさんに何て言い訳しよう・・・ 「わかった わかったから泣くなよ」 どうしよう・・・