上段灯台は、本州と気仙沼大島との水道入口にありました。
気仙沼港に入出港する船の安全のための灯台でしたが、気仙沼大島大橋の完成、GPSなどの機器の普及にともない廃止される事となりました。
上段灯台は令和4年2月7日に廃止との事です。
私たちが、上段灯台を訪れたのは、令和4年7月24日です。
既に灯台としての使命は終えて上部に設置されてた灯器は取り外されていました。
数年前までは、船で渡っていた気仙沼大島
私も気仙沼大島の国民休暇村には、何度か観光で訪れています。
今では、気仙沼大島大橋の完成により身近に感じられる様になりました。
上段灯台へ向かうため一旦気仙沼大島大橋の下側に回り込みます。
近くに住んでる方に聞いた通りに歩いてます。
灯台への案内標識なんかは、ありません。
畑に青い保護ネット、その向こうに灯台が見えてきました。
既に灯器の外された上段灯台
灯器の有る状態で全高が6mの灯台だそうです。
上段灯台から見下ろす風景
上段灯台の後ろには、気仙沼大島大橋が写っています。
灯器は外されてましたが、初点プレートは残っていました。
新旧それぞれの姿がそこにある。
ネットには、上段灯台の撤去工事の入札の案内が出てました。
とても小さな灯台、素敵な景色が見れる小さな丘にひっそりと立っていました。