暑いよ。帰宅したらアスター飾ってる花瓶のお水がドロドロになっていた。暑いよ。
傷んでいた部分を切り、スラリとこんな感じに。

かわいらしいお顔がよく見えますよ。

色が良い。濃い紫も、白も、その間のグラデーションも、真ん中の黄色い部分も、全部良い。ピロピロした細かいガクっぽいヤツも良い。


アスターは上向きにお花がついてますので、こんなに派手に傾けて飾ってます。

斜めから見るとこうで、

正面だとこう。もっかいスラリ。

正面からしかお花を見ない場所に置いているので構わんのです。私が良ければそれが正解なんです。


この花瓶(これは紛れもなく花瓶)にこれ位のお花の量だとどうしたらいいか分からなかった。しかし、花瓶の口の四角形の頂点の一つ(今回は、上から見て左側手前の角)に茎を留め、その頂点から向こう側に伸びる辺(今回は、上から見て左側の辺)と平行に茎を据えるようにすると、スッキリ収まりつつもボリューム出せるな、と思いました。
色々やってみて良かった。大いに満足している。こうなる前がなかなかだったから一層ね。

 

ちなみにこちら、修正前。

ボリュームあってシルエットは良いんだけど、真ん中辺りにぽっかりお花が無いので残念ながら不採用。色々試すのがホントに楽しい。


一方のヒメヒマワリは茎が溶けません。

さしたる変化は無い。さすが竹串。


ところで、心の中で「横顔平たい系」と呼んでいるお花群があります。例えばこの方。

平たいね。

ガーベラやジニア、一重のダリアなどが該当する。今回のアスターも結構そんな感じ。

平たいわ。

横顔平たい系のお花は、上手く飾らないと横顔しか見えない。お花かわいいんだけど飾る時に工夫せねばならん。

ところがヒメヒマワリは、上からの姿も

横からの姿も

どちらもかわいいのよ。

そのお陰か、ヒメヒマワリは花瓶に適当にプスプスやってもそれなりに格好がつく。見える姿を余り考えなくても良いといいますか、どう飾ってもかわいい部分がちゃんと見える。お花だけでなく、竹串のような素敵な茎もね。
夏場、茎が溶けないだけでなく、何となくでもかわいく飾ることができるヒメヒマワリ、素晴らしいわ。暑いけど頑張っていただきたい。