いちご王国の思い出についてお聞きいただきたい。かつてご紹介したお出掛け先以外の所をダイジェストで。
 
栃木県と言えばやはり日光だと思います。日光の中でも、いろは坂の上について。
男体山。5月の頭でしたが右端にチラリと見えるのは桜。
中禅寺湖。湖面がキラキラ。
この眺めは、華厳滝からちょっと距離ありますが英国大使館の別荘に入ると楽しめます。柱の無い広い縁側の扉が開け放たれていて、そこにソファが並べてあるの。大変気持ち良いのでおすすめ。別荘いいなあ。
 
私、山道を自分で運転してても車酔いする程、三半規管が弱いんです。飛行機着陸時、雲の中を抜けるフワンフワンでも見事に酔う。生き物としてポンコツすぎる。でも、中禅寺湖にはどうしても行ってみたくて頑張った。
バスで向かいましたが、カーブする方向に合わせて身体を派手に傾けます。通路にはみ出す位。その際、近くの景色は視界に入れません。入れるとグルグル酔っちゃうから。で、その甲斐あって車酔いせず中禅寺湖まで行けました。生き物としての自信を得たあの瞬間。
しかしですね、下りのいろは坂で「ゑ・ひ・も・せ・す! クリア! やった!」と気を抜いたらまだ「ん」があって、そのたった一つのカーブで見事に酔い、バスで日光駅までたどり着くことができませんでしたよ。やっぱりポンコツだった。
 
紅葉シーズンもバッチリ楽しんでます。
 
 
やはりこの色を見ると「うまい!」って言いたくなる。
 
ここで一つご留意いただきたいことが。
先ほどご紹介した英国大使館別荘、寒い時は扉が閉まってます。
湖畔は冷えるからね。
 
日光は湯波(日光ではこの表記みたい)も有名です。私は日光で湯波尽くし御膳を食べて湯波が好きになった。
湯波ソフトクリームも食べてみましたが、そういえば湯波の原料って大豆だったわね、という味でした。豆乳ソフトクリーム。湯波の欠片も入ってたかもしれないが記憶に無い。
 
鬼怒川温泉にも行きました。
ゴールデンウィーク中だったので、駅前にはこいのぼり。
気持ちいいなあ。
 
鬼怒川のさらに奥、湯西川温泉という所にも行きました。平家が逃れた郷だそうです。
途中の駅でSL大樹とすれ違い。画像の左端で煙吐いてます。
こういう時、大人も子どもも誰彼構わず手を振るのがいいよね。ディズニーランドでも同じこと思う。平和だなあ。
 
宿泊先の、たしか無限ウェルカムコーヒーは好きなカップ&ソーサーが選べました。
窓の向こうに見える立派な吊り橋を渡った所が夕食会場です。囲炉裏の懐石で、珍しいうずらの御料理も。歯応えが衝撃的でしたが美味しかったです。
あと、泊まった建物が木造だったからか、隣室の若者グループの会話や目覚ましアラーム「栄光の架橋」も聴こえた。迷惑とかそういうアレでなく、趣があっておもろかったです。
近くの道の駅で野菜をたくさん買い、日帰り入浴をし、川遊びしている和犬系ミックスさんとご挨拶した思い出。
 
もしかしたら県外の方にはあまりメジャーではないかもしれませんが、大田原市の雲巌寺も素敵でした。もうちょっと考えて写真撮れば良かった。
かっこいい。大変かっこいい。
この山門が描かれている作品を栃木県立美術館で観て、実際にこの目で見てみたくて行ったの。クチナシが良い香りでした。
驚いたのは、大田原市営バスの終点まで片道一時間ほど乗りましたのに、一日乗車券が500円ぐらいだったこと。いいのかな。いいのか。
 
せっかくの一日乗車券なので、駅まで戻る途中で下車して黒羽観光やなにて鮎料理。
鮎尽くし。釜飯セットもありましたが時間が掛かるとのことで諦めました。気にはなったがバスの時刻の都合があるので已む無し。
 
佐野ラーメンを食べ、そこからあしかがフラワーパークにも行きましたよ。
大藤が見頃のシーズンは揉みくちゃになりそうなので避けた。それでも綺麗な藤の花。
私が生まれ育った濃尾平野に曼荼羅寺というお寺があるのだが、そこは藤の花で有名。故に藤には何だか親しみを感じる。
 
もちろん、生姜好きですので岩下の新生姜ミュージアムにも行っている。
全体的にピンク色でかわいらしい展示でした。
生姜入りコーヒーというのがありましたが、美味しいコーヒー飲みたい方は普通のコーヒー頼んでください、というような注意書があった。それでもメニューには載せたいという岩下さんのこだわり。ちなみに私はそれに応えて生姜入りコーヒーを頂きましたよ。岩下さん、嘘吐いてなかった。
 
過去に挙げた、栃木市も益子も真岡も小山も、どこもとても楽しかったな。他にも素敵な場所がいっぱいなんだろうな。
まだまだ書きたいことたくさんあります。栃木県はそういう所です。