タイトルが苦しくなってきた。そもそも副題(〇〇編)は必要なのか。付け始めたのは私だから仕方がない。付けられる限り付けようと思います。

 

凝ったデザインの瓶モノ探すの好きですが、簡単に手に入れられる空き瓶も便利に使う。どちらも高さ8㎝ぐらいで、何かと都合の良い大きさ。

右の緑色のは「梅酒」。梅酒が梅と共に入っていた。口元がネジネジしていないのが良い。

さらりとしたヤツなら大きなパッケージで手に入れられるのに、梅入りとはいえ梅酒をわざわざ小瓶で買うなんてそんなコスパの悪いこと、ケチケチ星人の私がする訳ありません。梅酒入りの花瓶を買ったという認識です。

 

左のは「スパイス」。よくあるスパイスの瓶。ブラックペッパーとかナツメグとかメジャーなスパイスは詰め替え用の小袋買って詰め替えてますが、コリアンダーとかディルとか日本では使用頻度低めなスパイスは詰め替え用が無いっぽいので花瓶へと生まれ変わる。


梅酒、横から見ると縦に長い四角なので、お花も縦に長い感じに、縦の線を強調すると良いのかしらと思っていた。

ちょっと縦長に、茎をビヨンと見せるとかね。

  

でも何だかしっくり来ず。やり過ぎというか、やってることの方向が違うというか、空回り。

逆に縦長を意識せずコンパクトに飾ると、こう。

 

どちらかというと、縦長にするより頭をボンッとさせた方がいい気がする。

こんな感じに、ボンッ。

 

梅酒は真横から見たら長方形ではありますが、縦横比そんなに縦が大きいわけではないので実は密かにずんぐりむっくり系なのかも。それなら縦長シルエットに違和感を覚えるのも納得。

加えて、口がキュッと締まっていない花瓶に縦長を意識してお花を飾ると、お花含む全体の形が寸胴になってしまう。ならばいっそ、縦方向だけでなく四方にお花をボンッとね。

ボンッ。

 

緑色のガラスには、軽やかでカジュアルなお花が似合うかしら。どうかしら。

 

色の付いた空き瓶は珍しいのでありがたいよ。葉っぱカラーだとお花の色をそんなに選ばない。頼もしい梅酒。

 

続いてスパイス。

スパイスには、少量のお花を飾ったり、

 

少量のグリーンを飾ったり、

 

少量のドライフラワーを飾ったり。

ケチケチお花束ライフですとお花の量が心許なくなりがちですが、そういう場合でも使いやすいホントに便利なスパイス。

 

口が狭いので茎が短くなっても大丈夫。縁にお花が上手いこと乗っかるの。

 

しかしお花的にはもう勘弁してほしいのかもしれない。

 

欲を申しますと、この口径・こんな感じのシルエットで、高さが3~4㎝だと大変嬉しい。茎が短いお花をちょこんと飾るのであれば、花瓶はもうちょっと背が低い方がバランスが良いと思う。お猪口とかショットグラスとかだと、背は低いんだけど口が広すぎてお花が沈み込んでしまうのよ。

私、ケチな癖に贅沢言うわね。

 

スパイスに同じお花を盛り比べ。結構たくさんのお花が入ります。

  

こうして見ると、縦長ってこういうことよね、と思う。花瓶がこれぐらいほっそり&口元キュッとしていれば縦長シルエットもしっくり。寸胴系の梅酒に縦のラインを背負わせるのは酷だった。

 

スパイスには親戚の「粉山椒」が居る。

右のスパイスが円錐ラインであるのに対し、左の粉山椒は円柱。

 

お花飾った時の印象が異なるの。

 

左が粉山椒。円柱です。すっきりシンプル。

右のスパイスは下の方が広がっていてお洒落な感じ。重心が粉山椒より低いので安定感があり、見ていて落ち着くフォルム。

故に、サイズ似てるし同じガラス製なのにスパイスの使用頻度の方が圧倒的に高くなる。というか、粉山椒は多分使ったこと無い。

 

使ったこと無いのにいっぱいあるね。

ズラ~。

さらに、ちょっと大きいのもいるね。

ズララ~。

何か思ってたよりいっぱいあった。

使い方によってはお洒落になるんだろうなあとふんわり考えてはいる。違う形・サイズを並べるとか。いつかそんな感じで使ってみたいものです。


空き瓶は本当に楽しいなあ。