月刊ペン事件(1976年~1987年)


池田大作の女性スキャンダルを掲載した月刊誌を“名誉毀損”で刑事告訴





👀笹川ファミリー登場😱


『月刊ペン』社代表の原田倉治は福島県出身の右翼筋の総会屋。


編集長の隈部大蔵 は熊本県出身。陸軍中野学校出身で、戦後は米陸軍の情報機関CICスタッフとして働いたのち、西日本新聞の論説委員を経て、1974年に総合誌『月刊ペン』編集長に就任。創価学会批判本の出版妨害被害者。



山崎正友(創価学会顧問弁護士)は北条浩(4代会長)とも相談し、笹川良一の息子、陽平に示談の下交渉を持ちかける。


山崎「私たちは、メンツにかけて、絶対に池田先生を法廷に立たすことなく、隈部を有罪にしたいと決意しています。そのためには、どんな犠牲を払ってでも、どんな相手であろうと、会の総力を上げて立ち向かうつもりです」

「しかし、好んで無益な争いをするつもりは毛頭ない。隈部本人は別として、『月刊ペン』の役員方とは、できれば戦いたくない。“反共”という点では、創価学会と彼らは同じ立場だ。創共協定で誤解したかもしれないが、言われるような共闘協定ではない。実際、この国の下層の人々が左傾化するのを防ぐために、創価学会ほど役に立っている存在はないはずだ⋯⋯」


笹川陽平「私どもも、池田先生と創価学会には、日頃敬意を表しています。反共のとりでとしての存在意義も高く評価しています。何よりも、池田先生のような方がこんなことで傷つけられてはならない。また、親しくしている山崎先生が、危険なことに手を付けられるのを何とかして差し上げたいと思う気持で、多少差し出がましいことを言いました。決して他意はありません」


山崎「隈部大蔵本人には、ちょっと手の付けようがありません。しかし、『月刊ペン』社の原田倉治や栗原一夫ら役員、それに重富弁護士らには、創価学会と争う動機が見当たらないのです。原田社長らは、隈部に引きずられてこうなったことにうんざりしているという情報が、警視庁筋から入っています。そうであれば、原田社長らと腹を割って話をし、そのうえで、彼らの手で隈部を押さえることができないものでしょうか。

 全面的に謝れとかいうつもりはありませんが、少なくとも池田会長を証人として法廷に呼び出すことだけはやめさせることができないでしょうか。話し合うとなれば、もちろん、こちらも、これに対してしかるべき代償を考えなくてはならぬと考えています。そのうえで今後の日本のためにも、これまでのことを水に流して、先方と付き合いたいと思います」


笹川陽平「事情はよく分かりました。あれから、親父の秘書にちょっと確認したところ、栗原一夫先生は親父と古くからの知り合いで、サッパリした性格の人で、腹を割って話ができると思います。

 原田倉治は、勘定高い総会屋ですから、それに、別に怨念や執念があるわけでもないから、親父の威力は充分及ぶと思います」

「ところで、創価学会という大看板のことですし、私も親父の名前や力を使って動かなくてはならないと思うから、私と山崎先生とだけで話を進めるというわけにはいかない。山崎先生にとって池田先生が師匠であると同じように、私にとっては、親父が師匠ですから、一応親父に話して相談し、了承を得ますが、よろしいですか?もちろん事前調査ということで⋯⋯」



創価学会の理事長、北条浩が笹川良一にあいさつにいく。

会談後の北条が山崎に報告したこと。

「笹川さんは、気持よく引き受けてくれたよ。『月刊ペンかパンかしらんが、そんなゴロツキ雑誌はとっちめてやる!!』と息まいていた。

『創価学会は、反共のとりでとして、国のために役立っている。池田さんをこんなけしからんことで中傷するなんて、とんでもないことだ。大体、男の下半身には人格はないというのが私の持論だ。私は、たくさんの女性と付き合っていたが、皆、私より早く死んだ。位牌を作って、毎日拝んでやっているんだ。まだ迎えにくるんじゃないぞ、俺はまだこちらでやることがあるからな、と言ってな』と、いや、とにかく威勢がよくて、面白い人だ」



“男の下半身には人格はない”🤣🤣🤣

究極の池田擁護論ですね💦

自分より早く死んだって、右翼のドンと同じ金額の医療は受けられないからでは?

まだ迎えに来るな!と拝んでるって、相手の事考えてないやろ🥲

自己中恐るべし。

これが右翼のお爺さんが考えてることかぁ!?




1976年11月30日

ホテルニューオータニ「さざんか荘」での会談

・栗原一夫(月刊ペン役員)

・重富義雄(月刊ペン社弁護士)

・笹川陽平(仲介役)

・山崎正友(創価学会顧問弁護士)


笹川「(良一の言葉として)このようなことで、創価学会と、自分に近い立場の民族派と言われる人たちが争うことは、日本のためにならない。創価学会は戦後、共産主義に対する防波堤となって、底辺の人たちをアカに走らぬよう引き止める役割を果たしてきた。これからもその役割はまことに大切である。その指導者である池田大作先生を女性スキャンダルなどで傷つけることは、国家的な損失である。何とかしたい」


隈部の訴訟費用も負担している原田が示談金五千万円を要求。結局、ニ千万円で合意。



大騒動の原因は池田大作の言動だと思いませんか?

何故か被害者の扱い。

国家的な損失?

いや、だからぜ〜んぶ池田氏自ら招いたことだよねぇ?




言論弾圧命じて公明党に否定させたのは?

創共協定結んで公安を刺激したのは?

愛人作ったのは?

「名誉毀損」で告訴して逮捕させたのは?




が、十年後に山崎が裏工作を暴露し、原判決は破棄され、東京地裁に差し戻しとなる。


藤原弘達「創価学会を斬る」41年目の検証

「隈部氏を告訴するに当たっては矢野公明党書記長、大野潔代議士、小谷野三郎弁護士、龍年光、藤井富雄、大川清幸東京都議会議員らが、法務省幹部、検察幹部、警視庁幹部と、綿密な打合わせをしました。衆、参両議院法務委員長の権限を背景に、法務省筋に圧力をかける一方、東京都議会におけるキャスティングボートをにぎる与党としての力即ち警視庁予算を左右する力を背景に警視庁に圧力をかけたのであります。
 ことに、当時の警視庁捜査四課の幹部とは、学会側も小谷野弁護士も特別懇意な関係にあり、従って告訴は、四課で処理されることになりました」


1968年7月8日(創価学会の外郭企業の社長を集めた社長会での)の池田大作の発言
「警察だって動かしているのは竹入、井上だよ。龍なんかおどすだけで味方にならない。竹入の一声だよ」



😰😰😰

権力を持たせてはいけない人が権力を持つと世の中が壊されることがよく分かりますね。