マッカーリ・サイモン物理化学。
これは、僕が薬学生時代に読んだ教科書で愛着があるもののベスト5に確実に入ります。
量子力学を土台としたアプローチで、物理化学を記述するところが特徴的です。
また、物理学の教科書と比べればそこまでではありませんが、しっかりと数学の言葉(数式)で現象を記述しようとしています。
これにより、有機化学の教科書などで登場する概念のバックグラウンドには物理学に基づく理論(数学の言葉で記述された理論)があることがよく分かるようになります。
数学や物理学が好きな人はこの教科書で物理化学を勉強されることをおススメします。
ありがとうございました。