薬剤師になってしまいさえすれば、そして、職場を選ばなければ、おそらく就職率はほぼ100%でしょう。
そう言う意味では、薬学生の就職の悩みというのは贅沢なものなのかもしれません。
僕自身、公務員試験を受験した上で、市または県の病院勤務を第一志望としています。
理由は、
①実家から通えるため、家賃や生活費などの失費がなく、それ分で病院薬剤師の比較的安い給料をカバーできること
②多くの薬局ではカルテや看護記録などのデータが見れないが、病院では普通に閲覧できること
③年2~3回ほど大会や学会のために出張できること
④休みがしっかりととれること。有給を堂々ととれること。
⑤臨床研究ができ、論文作成や学会発表ができること。
⑥病棟業務ができること
などです。
本音としては、大学院で博士号を取得して、研究者になりたいとは思っていますが、経済的な理由からすぐに働かなければいけないので、比較的勉強した内容が生かせそうな職場として総合病院を考えました。
博士号取得を諦めたわけではありませんが、まずは病院薬剤師として臨床現場を学び、その上で、改めて大学院に行きたいのか考え直そうと思っています。