病院実習で病棟のNSTでの回診に見学者として参加してきました。
病棟は心臓外科。
大動脈弓に瘤があり、手術を受けた患者さんの、栄養サポートの問題を一緒に考えました。
多くの略語(特に臨床検査値)や医学用語が飛び交う中、解剖学も一人でコツコツと勉強していて良かったと感じました。
基本的に、薬学部では解剖の勉強はしないため、体の構造にうとい傾向がありますが、どの部位にどのような病変があるかは臨床上大変に重要です。
心血管系の解剖をイメージしながら話を聞くと、より鮮明に患者さんの状態を把握できます。
生化学関連は薬学部でもやるので、栄養や臨床検査値に関しては理解しやすいのですが、解剖の知識が大きく抜けていると病棟でのチーム医療ではキツいものがあると思いました。