どーも、コーヒーのんどけです。
色々と忙しくしておりました。
久々ですが描いていこうと思います。

前回は就職活動及び実習先選びを開始したことを書きました。

採用を考えてもらえる実習を受けることとなり、あっという間にその日が来ました。

のんどけがやりたいと思っているジャンルのお店です。
1年生の時の実習とはまた違った緊張感で臨みました。
詳細は割愛させていただきますが、やはり飲食業というものはとても大変な仕事だと感じました。
いかに自分が普段何も考えずに生き、料理し、授業を受けてきたと自覚して恥ずかしくなりました。
技術も速さも何も無い僕でも、できることを考えてもっと動けたんじゃ無いかって。
ただ、慌ただしい厨房の中何もかもがスピーディに過ぎ去って行き、言われた事をカチカチになりながらノロノロとこなすことしかできず、悔しかったです。
元々、緊張しやすくてテンパりやすいのも重なり周りが見えなくなってしまいました。
自分なりには精一杯頑張ったと思いたいのですが、出来たことがまだまだあったんじゃ無いかって

思います。


あっという間に実習期間が終わりました。

幸いな事に店舗での評価はまずまずで、数日後には面接を受ける事に。






そして、有難い事に内定を頂きました。


嬉しかったですね。

本当に。一つの気がかりが溶けていった感じがしました。

前職ではコテンパンにすり潰されて、自分で自分を信じ無いようになっていました。自分にも周りにも何も期待していませんでした。

ただただ毎日が過ぎ去って、理不尽なパワハラに何度も「すみません」を言って、何度もため息を吐いて、歯を食いしばったり、涙したり、無気力感に襲われながらも生を諦めずに耐えに耐えていたら5年以上が過ぎていました。本当に色のない荒んだ生活をしていました。

それが、誰にも、自分にさえも認められていないそんな僕が、別のところで内定をもらえるなんて。

本当に嬉しかったです。

退職に反対していて心配していた両親も一安心してくれました。


しかし、僕の目的は内定を貰うことではありません。

自分のお店を持って生きていく事です。

それまで僕は逆転勝利出来ないと思っています。

何年かかるか分かりませんが、また新たな緊張感を持って生きていかなければ。



内定をもらって暫くしてから、今度は入社前研修という形でちょくちょくお店にお邪魔して勉強させてもらえる事になりました。



そんなある日のことです。


父が入院したと母から連絡がありました。しかも、病院から電話が来て母が取れないようなことがあったら次には僕に電話するよう病院に伝えてあると。

普段はあまり体調のことを連絡してくることはなかったので何か嫌な予感がしました。


それからわずか1週間で、父は逝ってしまいました。

研修をしていたら見慣れない番号から電話がかかってきて、病院からの電話のことを思い出して慌てて電話に出ると本当に病院からで。

それからはあっと言う間でした。

2度だけ、ほんの数分面会することができました。

コロナ禍で、入学してからは一度も実家に帰っていなかったので、その面会が顔を合わせる久しぶりで、そして最後の会話となってしまいました。

本当に苦しそうで,喋るのも辛そうで。

一体なんて声をかけたらいいのか分からなくなってしまい、ほとんど、何も話せませんでした。

父からは、家族の事を頼む。と、一言振り絞るように言われました。


上司にいじめられて、立ち向かえなくて、心に傷を負って仕事を辞めて。

そして今、学校に通っているものの、いい歳して無職で奥さんもいなくて。

ここ数年で孝行ができたと言えば内定を報告できたのが唯一でした。

両親には迷惑心配かけっぱなしで、本当に情けない気持ちになりました。


話が脱線してしまいましたが、人生良いことばかりではないですね。

店を出したら一番に来て欲しかった。

僕の料理をもっと食べてもらいたかったな。


逆転勝利を目指すこの人生

大きな大きな損失がありましたが、これからものんどけは頑張っていきます。


また、しばらくしたら更新していきますのでよろしくお願いいたします。