ヘブライ語総数30万4805字の聖書を等距離文字列法とコンピューター・プログラムで解読すると、人類の歴史的事実が浮上するらしい。
当初は半信半疑だった著者も、コンピューターによる解読にのめり込んでいく。
そして94年、著者は「ラビン暗殺」の暗号を自ら発見し、危険を知らせる緊急の手紙をイスラエル首相ラビンに送った。
しかし警告空しく、ラビンは予言通り翌年凶弾に倒れた。
ー『聖書の暗号』よりー
1997.8.30に発行された著書で
著者はニューヨーク在住の元記者。
今、このタイミングで書棚から手にしたのもなにか意味があることだと思い、頁を開き読んでいくうちに、鳥肌が立った。
9.11も3.11も警告の年であった。
そして、2012年も「彗星」とともに申命記1,4にあらわれる。「地球全滅」はそのすぐ上の出エジプト記34,10にあらわれる。
しかし、2012年とともに、申命記の秘文には、「それは砕かれ、私は粉々にするであろう」という言葉がある。
これは、今年の2月15日に起きたロシアの隕石落下のことを指しているに違いないとすぐにピンときた。
そうなんだ、西暦が少し遅れて起きている。
しかし、「延期した」という言葉が数ヵ所にあらわれるようなので、少し遅れてやってくるのかもしれない。
あの有名な予言者ノストラダムスの的中率が99%だとネット上に書かれていたが、それは1999年に『恐怖の大王』が降りて来なかったからのようである。(他の予言はすべて成就している。)
以前、私はある科学者から、地球上のすべての生命が死滅するかもしれないことを発見したとき感じたという、同じような奇妙な気持ちについて聞いたことがあった。
オゾン層が人間のつくった化学物質によって破壊されているというシェリー・ローランドの発見について、私は黙示録的警告として最初に大々的に取り上げて記事を書いたことがあった。
当時、彼は奇人と見なされ、「チキンリトル」(訳注=イギリスの古い童話に出てくる、災害が間近であると絶えず警告する人物)と呼ばれていた。
彼の発見が正しいことが認められ、ノーベル賞を受賞したとき、彼が私に言った言葉を今でも覚えている。
「なにか大発見をしたという感じではなかった。ある晩、家に帰り、妻にこう言っただけです。『研究は非常にうまく行っているが、どうも世界の終わりのようだ』」
世界のもっとも著名な数学者たちによって確認された、コンピューター化された聖書の暗号、湾岸戦争、彗星の木星への衝突、そして、ラビンの暗殺を正確に予言した暗号は、いまや黙示録的大惨事が始まり、十年以内に核による世界戦争という現実のハルマゲドンが起こるかもしれないと述べているのである。
しかし、聖書の暗号には警告以上のものがある。それは、予言された大惨事を我々が阻止するための情報であるかもしれないのである。
それは、避けることのできない運命の脅迫ではない。我々は我々自身を救うことができるということが、聖書の暗号のメッセージである。
結局のところ、我々の行動が結果を決定するのである。我々は昔からいつもそうであったが、ひとつ大きな違いがあるーー
いまや我々は単独の存在ではないことを知るのである。
ー『聖書の暗号』本文より
この著書は、非常に固く、こ難しい本でした(・o・)
近頃の若い世代は活字離れも甚だしく、
マンガ本しか読んだことがないという話もよく耳にします。
そんな若者にも読みやすく、理解しやすいように現代版聖書が登場したのです！
これぞ、近代化とともに進化した
未来型の聖書ですぞ☆
『秘密のたからばこ』
著者：佐藤和也さん
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