親愛なる人へ | 森の暮らし

森の暮らし

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ある日の夜21時、
新宿の高層ビルの谷間に佇んでいた。

信号が青に変わるのを待つ人混みの中、まるで闇夜のカラスみたいに、そこに居合わせた人々は、
ほぼ全員が黒装束に身を包んでいた。

平日の夜。
男も女も、みな会社帰りの人たちだろう。

よく黒い服を好む人は
自分を隠す人だと言われる。
社会生活の中、
自分を抑圧し
仮面をつけて
生きているんだろうな。

私は無理をするのがキライだし、自分を隠しておけない性格ゆえ、正装以外では黒い服を着ない。
暖色系もほとんど着ないが、主に寒色系の有彩色を好む。

あの日の夜
ふと、あたりを見回すと
真っ黒い集団の中に立つ
全身薄いブルージーンの私は
きっと浮いていたことだろう。
その日はちょうど仕事もオフ。



なんでだろ、
昔から薄いブルーは
幸福を感じる色なんだ☆

きっとよく晴れた日の
青空の色だからだろうね。




―親愛なる人たちへ
この歌を捧げます☆

「チェインギャング」
作詞:真島昌利


僕の話を聞いてくれ
笑いとばしてもいいから
ブルースにとりつかれたら
チェインギャングは歌い出す
仮面をつけて生きるのは
息苦しくてしょうがない
どこでもいつも誰とでも
笑顔でなんかいられない

人をだましたりするのは
とってもいけないことです
モノを盗んだりするのは
とってもいけないことです
それでも僕はだましたり
モノを盗んだりしてきた
世界が歪んでいるのは
僕の仕業かもしれない

過ぎていく時間の中で
ピーターパンにもなれずに
一人ぼっちが怖いから
ハンパに成長してきた
なんだかとても苦しいよ
一人ぼっちでかまわない
キリストを殺したものは
そんな僕の罪のせいだ

生きているってことは
カッコ悪いかもしれない
死んでしまうという事は
とってもみじめなものだろう
だから親愛なる人よ
そのあいだにほんの少し
人を愛するってことを
しっかりとつかまえるんだ



だから親愛なる人よ

そのあいだにほんの少し

人を愛するってことを

しっかりとつかまえるんだ









君は別れる間際に
全身黒い服に身を包み
黒い靴を履き
黒いバッグを持ちながら
「なんでも打ち明けられる関係というのはよいね。」と、自然体で微笑んでいたね。

どうやら私はこの世界で
君の「秘密」を一番よく知っている人物のようだ。

そう、あの君にあげた本の次にね。

だから、この先もずーっと一番のよき理解者でいるから、なんでも遠慮せずありのままに話してくれたらいいよ。
カッコ悪いことなんてない。
正直が一番カッコいいこと、
なんだから。



【秘密のたからばこ】
著者のブログ「反応」






私の脳の奥底に沈殿していたこの大好きな歌を思い出させてくれたKさんの超ウルトラミラクルナイスなブログに(…ゼェハァ)多大なる感謝の気持ちを表します_(._.)_


みんなに幸あれー

今日こちらは
気持ちよく晴れた青空です。