un bien grand prince...(なんかなれそうにない王子の話。) | 森の暮らし

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【大切なものは目に見えない】

この言葉が頭に浮かんだ。

昔の記憶を辿っていくと……


高校時代に読んだ大好きな本
『星の王子様』を
思い出すのです☆




主人公「王子」は、
自分の小惑星の支配者でした。

ある日、1本のバラの花とけんかしたことをきっかけに
他の星の世界を見に行くために旅に出ます。
王子は他の小惑星をいくつか訪れますが、
そこで出会うのは、

「酒を飲むことを恥じ、それを忘れるために酒を飲む呑み助」・・・・といった風な、
どこかへんてこな大人ばかり。。。

6番目の星にいた机から絶対に離れない地理学者の勧めを受けて、
王子は7番目の星、地球へと向かう。


王子は自分の星のものよりずっと高い山、ずっとたくさんのバラを見つけて、自分の愛した小惑星、火山、バラはつまらないものであったのかと思い、泣く。

泣いている王子のところにキツネが現れる。

悲しさを紛らわせるために遊んでほしいと頼む王子に、仲良くならないと遊べないよ、とキツネは言う。
キツネによれば「仲良くなる」とは、あるものを他の同じようなものとは違う特別なものだと考えること、
あるものに対して他よりもずっと時間をかけ、何かを見るにつけそれをよすがに思い出すようになることだという。

これを聞いた王子は、
いくら他にたくさんのバラがあろうとも自分が美しいと思い精一杯の世話をしたバラはやはり愛おしく、自分にとって一番のバラなのだと悟る。

キツネと別れる時になり、
王子は自分がキツネと「仲良く」なっていたことに気付く。

別れの悲しさを前に「相手を悲しくさせるのなら、仲良くなんかならなければよかった」と言う王子に、
「黄色く色づく麦畑を見て、王子の美しい金髪を思い出せるなら、仲良くなったことは決して無駄なこと、悪いことではなかった」とキツネはそう答える。


別れ際、王子は
「大切なものは、目に見えない」という「秘密」をキツネから教えられる。












森の暮らし-2011102709510000.jpg
佐藤和也著



今や、2000万人以上の会員のいるこのアメブロの中より、ペタをきっかけにこの本と巡り会えました☆

この本をすでに読まれた方は、
真実しか書かれていないと気付かれたと思うのですが、本物だという根拠だとか何かより、大切なのは、自分の心ドキドキがどう感じているかだと思います。


出会って以来、
毎日この本のことで
頭がいっぱいです☆

どんな景色を見ても
どんな音楽を聴いても
何を食べても
身体の調子が良いとか悪いとか
楽しいとか悲しいだとか

全部ぜんぶ
何もかも
この本のことを
思い出させるのです。

これ以上、
大切なものなど
この世界にはありはしない。
その気持ちだけで
充分だろう。






先ほど明るい
ニュースが届きましたひらめき電球

アメリカの『サイエンス』という雑誌の記事で
地球の終末の時を刻む、
時計時計の時刻が5分延長されたとのことですよ。


地球の寿命が延長されたのも、なんかなれそうにないけどリアル王子のおかげかもしれませんね。

そして、私たちは
1/2000万の確率で、仲良くなれた王子やみなさんのことを全力で守りたいと思うのです。






あの忘れてはならない大震災からちょうど10ヶ月が経った今日―
こちらは大雪です霧雪霧