松本清張ブーム | 花と器~coffee break100のブログ~

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自由な時間ができました。
庭の花木や鉢花の手入れをしたり、
庭の隅にある猫の額ほどの畑で、季節の野菜作りをしています。
四季折々の花を眺め、旅先で買い求めた器でコーヒーを飲むのが、何よりも楽しい時間です。

松本清張ブーム!

と言っても、私の中のブームです(笑)

松本清張原作の映画、ドラマも好きだけど、

その足跡を追う番組や、作品にかかわる紀行番組なども大好きです。

今回のブームのきっかけは、このテレビ番組。

先月、NHKBSで放送された新日本風土記「松本清張 出会いの旅路」

故郷小倉、古代史に絡んで明日香や吉野ヶ里遺跡、「砂の器」に関わる羽後亀田など、松本清張所縁の土地と人を訪ねる番組でした。

その中で私が刺激されてその気になったのが、兵庫県明石市、子午線の通る町の話。

関連作品は『Dの複合』です。

以前読んだけど、「経度・緯度に関わるミステリーだったよな」くらいしか憶えてない(笑)。

で、また急に読んでみたくなって、本棚から文庫本を取りだしたというわけ。

紙が日に焼けてるけど、一体いつの本?

昭和51年(1976年)の11刷だから、学生時代(1975年~1980年)に買って読んだのかな。

そう言えば、その頃、映画『砂の器』を見て、それがきっかけになって松本清張にはまったのかもしれないな(第1次ブーム 笑)。

ということで、懐かしく読みました。

(ストーリーは全て省略)

今読むと、いろいろツッコミ処はあるけど、「あっ、そうそう!」なんて思い出しながら、久しぶりの読書、謎解きを楽しませてもらいました。

 

その中で一つ気になったのが、ここ。

砂糖湯のようなコーヒーを喫みながら」という部分。

内容には全然関係ないんだけど、

砂糖を入れた甘いコーヒーを飲む人間としては、

「そんなのはコーヒーじゃないよ」と言われてるような気がして、

かなり気になる一節でした(笑)

 

松本清張の作品、時々読みたくなります。

謎解きの面白さ、人間心理の描写、適度に硬い感じの文章、・・・・・。

そういった魅力が、突然また読みたくなる理由なんでしょう。

今回は何回目のマイブームになるんだろうか・・・・・。