武雄焼・小山路窯~九州焼物巡り⑤ | 花と器~coffee break100のブログ~

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自由な時間ができました。
庭の花木や鉢花の手入れをしたり、
庭の隅にある猫の額ほどの畑で、季節の野菜作りをしています。
四季折々の花を眺め、旅先で買い求めた器でコーヒーを飲むのが、何よりも楽しい時間です。

(九州焼物巡りの続きです)

 

2016年11月下旬、

佐賀・長崎の焼物巡りをしました。

福岡空港でレンタカーを借り、

唐津→伊万里→武雄→有田→波佐見と焼物三昧。

 

この中で、武雄焼(たけお焼)というのは、以前は知りませんでした、スミマセン。

何年か前に同じような旅行をした姉夫婦に、武雄のホテルを聞いて、

「じゃあそこにしよう」ということで決めた武雄温泉。

 

翌朝、武雄の名所の御船山楽園へ。

その園内の一角で、焼物を売ってる方がいらっしゃいました。

 

そこで買った器です。

ん、取っ手が見えない?

はい、

取っ手が見えないのは、取っ手がないから。

取っ手のないコーヒーカップは、我が家ではこれだけ。

ん?もしかして、もともと茶碗と茶托??

まあ、それならそれで、どっちでもいいけどね。

コーヒーを飲めばコーヒーカップ、

お茶を飲めば茶碗、

どちらにも合う器です。

(逆に、取っ手付きのコーヒーカップでお茶を飲む気にはならないなぁ・・・・・)

 

小山路窯という窯元さんのコーヒーカップです。

御船山楽園内で販売していたのは窯元さんの奥様、

小山路窯の特徴とか、丁寧に色々なお話をしてくださいました。

工房は少し離れたところにあるそうです。

 時間があれば行ってみたかったなぁ……。

可愛らしい素朴な感じの器です。

持った時に、土の感触がストレートに伝わってきます。

和紙染技法という作り方で、

「素焼きをした器の上に和紙を置き、ダミ筆で絵の具を和紙に染み込ませる」と、

栞に書いてありました。

 

 

実は伊万里から武雄温泉に向かう途中で寄った幾つかの窯元さん、

気に入ったコーヒーカップがありませんでした。

「もう武雄では買えないかなぁ」とほぼ諦めていた時、

思ってもみなかった観光名所の庭園内で見つけた武雄焼。

いい思い出が出来ました。