明るい陽がさす部屋

 

     お気に入りの Home Free の歌声が

 

       きもちよく 流れている

 

     とても きもちいい 朝の空間

 

     

 

 

          こんな感覚は  いままで あったのだろうか

       

            ちからが きもちよく ぬけている

 

           あせることも ねばならないことも  ない

 

            わたしをしばるものは  なにも  ない

 

     

 

 

        というのも  これまで  ひた隠しに隠してきた

 

          わたしの 前世が あきらかになったのだ

 

          この前世のおかげで  これまでのわたしは

 

          「まもらなければならない」

 

          「どうしても まもらなければならない」

  

          「いのちをかけてまもらなければならない」

 

      という使命のようなものが 心の核に存在していた

 

           その想いは こどもを授かると

 

           わたしの中に おおきくふくらんだ

 

           どうしても それを まっとうしようと

 

           わたしはひっしになった

 

           ひ弱な 息子を なんとかしようと

 

           あれこれと けんこうグッズ を買い求め

 

           その先は 観音様めぐり 前世供養

 

           お経をあげること  祝詞をあげること

 

           波動をあげるための講座

 

           へと  みちびかれていった

 

 

       かならず 解決の道はある そう信じていた

 

           「なんとかなる!」

 

           「なんとかしよう!!」

 

           「なんとかしなければ!!!」

 

 

         今世のライフレッスンを 

 

      Being=総体 で選んできている私は

 

           中毒気質で 次から次へと

 

           「これだ!」 と思うものに 集中していった

 

           じぶんの息子にかぎらず

 

       だれもが  幸せになる方法を 求め続けた

 

           そして わたしにそうさせている前世に気づいたとき

 

         すべてが完了したのだと感じた

 

           ほんとにすべてが 光の中で 明らかになった

 

           そうすると

 

           力が ゆるゆる と 抜けていって

 

           この体に存在していることが

 

        ここちよく  楽しいものだと はじめて 感じた

 

           

 

 

             その夜の 満月は

 

             とても 力強く  キラキラ と  輝き

 

                「もういいいのだよ」

 

             と  話しかけてくれた

 

 

              そう

 

               「もう いいんだ」

 

             わたしを縛り続けてきた

 

         わたしの想いは ときはなたれた

 

 

              そして

 

          光の中へ  溶けていった

 

           

 

 

 

  

                  ドキドキドキドキドキドキいつも心に光を平安をドキドキドキドキドキドキ