人類家建計画 第四拾壱話 見事な、天井
お久しぶり~でございます。
本筋の家建計画について書くのは何カ月ぶりでしょう?
2カ月?
・・・・・え?3ケ月ぶりなの?
あ、やっぱりそんなに時が過ぎてたのね。
いや~もう本当に忙しくてね。
本業のお役に立ち隊の方がさ。
今のご時世忙しい程仕事があるって有難いことですよね?
で、久しぶりの人類家建計画、そのタイトルは
「見知らぬ、天井」ではなく、「見事な天井」Death
そう、大ぶりな海老天
が3本ものってて
そりゃぁ~もうプリプリで美味しいのなんのって。
ってコラコラ見事な、天丼じゃないって。
点が入ってないでしょ、点が。
丼じゃないでしょ、良く見て井でしょ。
むか~し、蕎麦屋でさ、隣に座った家族連れがさ、
「○○ちゃん、今日は何にする?」
ってお母さんが高校生くらいの娘に聞いてたわけさね。
そしたらその娘が
「う~ん・・・、今日はわたしイブツにしようかなぁ~」
・・・・・異物?遺物?・・・・・・・イ ブ ツ・・・・・・???
ええぇっ・・・・それって丼物?のことぉ?
まぁ、巷でよく聞く笑い話ですが、
私、生で体験いたしましたよ。
他にもスーパーで小奇麗な若奥様が小さい子供を連れて
「○○ちゃんイタチ巻き買う?」って。
イタチ巻き??? あぁ伊達巻やね、それって。
何れにしても漢字って難しいってことですかね。
で、話しがズレちったんだけど、
まぁ見事なんですよ、天井が。棟梁の造った天井が。
格天井(ごうてんじょう)
格天井・・・・ごうてんじょうって言うんだけど、
簡単に言うと
「木を格子上に組んで板を張ったもの」
と、調べたら書いてありました。
このダイニングに囲炉裏を置きたいんだよね。
で、炭をおこすじゃない、
それで、この葦の天井が飴色に煤けてきたら、
すっごく味がでると思わない?
で、葦の天井板をチョイスしたんだけど、
チョッとヒネリが欲しくてさ、
葦18本に2本の割合で、燻した様な茶色い色がついた葦がアクセントに入っているものを選んじゃったんだ。
納品された天井材を棟梁が見てクリビツテンギョウ

天然の葦が板に張ってあるわけだけど、
なんせ天然だから、
その葦の太さも全く同じってワケにはいかないよね。
少し太いのや細いのが入っているのよ。
18本白い葦、そして2本茶色い葦って数は規則的に並んでるんだけど、そのアクセントの茶色い葦の位置が少しづつ違っちゃうワケだ。
そんな事も気が付かなかったオイラは、
その葦を一直線に並べて張ろうと思ってたんだけど、
アクセントの位置が合わなくなっちゃうのよ。
で、棟梁がこりゃみっともないってことで、三尺サイズに板をカットして、
碁盤の目の様に張って、そこにオイラ達が柿渋を5回塗りして仕上げた竿を格子に組んで継ぎ目を隠して天井を仕上げたんだ。
かえってこの方がカッコ良くて良かったよ。
いい味でてる。ありがと、棟梁。
こっちはアクセント無しの
葦の天井と網代天井
そこだけ網代天井に
いいアクセントでしょ?
これも同じ理由で格天井になりました。
廊下廻りの天井
焼き杉の板材
綺麗に仕上げて
頂きました
本当に良く仕上げて頂いて、感謝感謝です。
自分が手掛けた建物で、変な物を後世に残せないって考えてる棟梁だからさ。
納品された物をただ組上げていくだけの大工さんだったら、
こうは出来なったよね。
良かったよかった。
本当に「見事な、天井」でした。
こんな感じでこれから貯まりにたまった
家建計画を書いていきたいとおもいます。
実はさ、大きな声では言えないけど、建物・・・・・・・
殆んど出来あがっちゃった![]()
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検査済もとれました。
細かい部分の工事はまだ残っているけど、もう住める状態にはなってます。
なので、これから随時アップしていきま~す。
出来あがりスゴイでぇ~
ホンマやでぇ~
見事やでぇ~
ビビりまくるでぇ~
オイラ達は、夕闇の中で部屋の照明を付けた時・・・・・
撃ち抜かれました、心を。
このネオ和風に。
余談ですが、完了検査に来た検査官が
「これ住宅ですか?旅館?いや、お店かな?」
と、言いながら検査してたそうです。
次回予告:終わる工事





