人類家建計画 第参拾八話 ハケの九番
38回目の人類家建計画のお話しは、
ハケの九番
略してハケ九です。
何がハケ九かと申しますと、
ハケ九のハケは、刷毛の事です。
そう、あの塗装する時に使うあの刷毛でございます。
ハケ九の九は、九番目の九でございます。
間違ってもハゲ九ではありませんし、
オバQ
でもありません。
うちの嫁は、ハゲてもいませんし、お化けでもありません。
うちの棟梁の九番目の弟子となった嫁の得意とする作業が
刷毛による塗装でございます。
自称職人レベルだそうです。
(あくまでも自称です)
今日の作業は、天井に付ける竿の塗装です。
焼き杉の板材を
棟梁が
貼りました
この天井の板材に
付けていきます
どうです?
竿が入ると、また印象が変わるでしょ?
昔の家っぽいでしょ。
で、この竿なんだけど、無塗装で現場に納入されます。
それをハケ九が1本1本塗っていくわけですよ。
塗ってます
ひたすら塗ってます
こんなポーズまでして
よ~く画像見てくださいね。
前に出した左足・・・・・・触れてます・・・・・・
塗ったばかりの竿にニッカが触れてます。
嫁の左側には塗ったばかりの竿が並べられてます。
それに幅広のニッカが触れるんですよぉ。
前回、このブログで書きましたが、このカッコ・・・・・
鳶さんの仕事着であって、
大工さんの仕事着ではありません。
だいたい、ニッカボッカってさ、
わざとぶかぶかにしてあるわけじゃない。
狭い足場を歩く時、このニッカボッカの裾が触れる事で
何かが出っ張っているって察知するわけじゃない。
猫の髭と同じよ。
センサーの代わりでしょ。
逆に言えば、見事にニッカは
今回その役目を果たしているワケだ。
だけどかえってこのニッカが邪魔になっちゃったワケ。
どーしてもこのカッコをしてみたいと
嫁が言うからやらせてみましたが。
しかも!
腰に工具を刺す皮のベルトも欲しいと言ってる。
それじゃぁますます鳶さんじゃない
まぁ、このカッコが、大工仕事に向かないという事を
ここで身をもって知りました。
気にせず
塗りマクリマクリスティ
3回、4回、5回と重ね塗りしていきます。
右の3本が2回塗り
左の2本が3回塗り
どお? 色 違うでしょ?
重ねた分だけ色が濃くなっていきます。
それに時間が経つと更に濃くなってくるんだ。
いい味がでてくるよぉ~
さぁ~て次は、違う部材にオイルステンを塗っていくんだけど、
コレがさ~匂いがねぇ~
もうねぇ~ラリっちゃいそうなんですよ。
なので外で塗ります。
ムラになり易いから
要注意
パっと見色は濃いんだけど、
どんどん染みてさ、渇くと意外と色が薄いんだ。
これも重ね塗りしていきます。
柿渋と違って塗料が伸びないし、
直ぐ蒸発して無くなっちゃうから
ホント厄介だよ。
と
ポーズは決まってます
またこの時
触れてるの
ニッカが
さあ 今日も帰ったら漂白するぞ~
嫁のニッカボッカ!
次回予告:トウリョウ、タヲレル








