FXの自動売買(システムトレード)ソフトは、非常に沢山あります。
「沢山あってもどれも似たようなもの」ではなく、結果(収益)は
ソフトによって全く違ってきます。
この違いは自動売買のプログラムが異なるからです。
また、「自動売買」や「システムトレード」といいましても、
本当にボタン一つで使えるものから、高度な設定を行うテクニックを
必要と必要とするもの、また、情報がメールで配信されてくるものを
手動でFX取引画面に打ち込むものまで幅広くあるのが実情です。
この中で、最も人気のあるタイプは本当にボタン一つで自動的に売買を
行ってくれるタイプのソフトです。
では、今現在あるタイプで(私の知る限り)代表的な物の特徴を
見てみましょう。
①全自動のシステムトレード型ソフト
FXの知識や、時間的な問題に関わらず、全ての人が利用可能なことから
最も普及しているタイプのソフト。ソフト単体で販売してる場合が多く、
高性能できちんとしたサポートを行っている物を選択する事が非常に大事。
●長所
インターネットが使えるパソコンがあれば誰でも使うことが出来る。
ソフトが売買を自動的に行うので、マーケットを自分で見る必要がないため、
FXの知識がない人や、日々忙しい人でも利用可能である。
●短所
自動的に売買を行うので、システムの性能が成否をわける。
②売買ポイントをメール配信するタイプのトレード
これをシステムトレードに該当するか微妙であるが、専門家が判断した日々の
売買ポイントをメール配信し、それを見た利用者が自分でFX取引画面に入力する
タイプ。有料・無料と多くのものがあるが、十分な検証が必要。
●長所
売買ポイントは専門家が判断するので、自分自身で相場を分析する必要がない。
メール配信のため、ソフト導入を必要とせず、わりと簡単にスタートできる。
●短所
毎日メールを読み、FX取引画面に入力する必要があるため、時間的な余裕が必要。
特に無料配信のものは、継続して収益をだしていけるか疑問。
③カスタマイズ可能のシステムトレード型ソフト
組み込まれた複数のシステムを利用者が、カスタマイズ、取捨選択を行い、
利用する。自由度が高いため、自分でシステムトレードを構築した事のある人、
FXの知識が豊富な人には人気であるが、複雑な設定を必要とするものもあり、
一般的には敷居が高いタイプ。
●長所
自分自身で設定を変更できたり、微調整を行うことができる。
自動売買機能がついたものは、①と同様、時間を選ばずにトレードが可能
●短所
初心者には不向き。
④自分で自動売買システムを構築する
購入コストを必要としないため、プログラムとマーケットの知識のある人は
自分でプログラムを作成することで実現可能。
思い通りに作成することができるが、最も難しいタイプの方法である。
●長所
自分のトレード手法を自動的に行う事ができる。
自分で作成するので、プログラムを含め、全てを管理可能。
●短所
初心者には絶対に無理。
システム構築に必要な労力、時間的な余裕と忍耐力をもつ人のみ可能。
市販のソフトウェア以上の性能を発揮するのは困難。
以上、大まかに4つのタイプの特徴を書いてみました。
これを更にイメージ化すると、
という形になります。
この4タイプの中では、普通の方は①全自動のシステムトレード型ソフトを
選択しておけば問題ないと思います。
細かい設定が出来る/出来ない、はともかく、利用者側で知識を必要とする
設定をする事柄があるかどうかは、購入前に事前に確認すると良いかと思います。