ワラビーとはワラビー・ブーツともいう。ワラビーはオーストラリアやニューギニアにすむカンガルーに似た小動物のことで、これの蹄(ひずめ)の形にヒントを得てつくられたカジュアルなショート・ブーツをいう。1枚革で足を包み込むようにつくり、袋縫いをしたモカシン式のブーツで、全体にずんぐりとした感じや、生ゴム使いの厚い靴底と2対の穴の紐結び、大きな丸みを帯びたつま先といったスタイルを特徴としている。オリジナルはイギリスの名門靴メーカー、クラークス社の製品とされる。
ワラチとはユアラチともいう。もとはメキシコの民族的なサンダルで、細い皮紐を編んだ甲と、低いヒールが付いた革底を特徴とする履き物。かかと部分が付いた短靴形式のものと、バック・ストラップ形式のものなどがあり、主に盛夏のリゾート・サンダルとして用いられる。日本のわらじが原型にされたという説もある。
ワッチキャップとは正しくは「ウォッチ・キャップ」で、ワッチはウォッチの日本語的なまり。ウォッチは「見張り」という意味で、もともとは漁師の仕事用の帽子だったのを、水兵の艦内帽としたもので、ニット製の頭にぴったりとした帽子をいう。主に目の詰まったゴム編み製で、上に「丸天井」が付く。下縁を深く折り返してかぶるのが特徴。
ワークブーツとは労働や作業用の丈夫な靴の総称。くるぶしの上までの深さの編み上げ式のものを中心にさまざまな種類があるが、トウが丸く、厚く丈夫な底が付き、紐を通す穴が多く、全体にがっちりとしたイメージをもつものが一般的。オイルド・レザーなどの防水性の高い革を用いたものが多く、特にレッドウィング社の赤茶系のものが有名。アウトドア・ファッションのアイテムとしても取り入れられている。
ワークパンツとは作業用のズボンの総称。ポケットの多用や丈夫な素材使いなどの機能と実用に徹し、ヘビーデューティ・ウエアのアイテムにもなっている。ジーンズを代表例として、カーゴ・パンツやカーペンター・パンツ、ペインター・パンツ、クライミング・パンツから軍隊で着用されるアーミー・パンツなどが含まれる。