そら森虫の「オーオホーツク塾」余話(早く電話に出て) | 「子どもまちなか生き物塾」のブログ

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子供の時代に存分に子供らしい体験を重ねること、四季折々の自然の変化を身体で感じながら心を耕していくことは、人間が成長していく上で欠かせない貴重な財産であるに違いない

楽 そら森虫・・・ひげおじさんの「オホーツク塾」余話(早く電話に出て)


3泊4日の「「オホーツク塾」を無事終えて、一年で唯一の休肝日あけのビールを楽しんでいると


ルルルーン、ルルルーンとかすかに聞こえる。出し忘れていたバックの中から携帯を取り出すと同時に


切れた。着信履歴を確認すると7度同じ発信者からのものだった。


直ぐかけ直すが、お互いにかけ合っていたのかお話中が続いた。暫くしてやっと繋がった。


「オホーツク塾に参加したうちの娘が未だ帰ってこないのです。どうなっているのですか。」と詰問調の悲


痛な声。


「私は未だ家に帰れないので、6時半にお兄ちゃんが迎えに行っているんですけど」と。


予定どうり6時5分全員無事に着いて解散式を終えた後、帰路に着いたこと、


帰りの地下鉄のホームで娘さんを見かけたので声をかけ、同じ真駒内行きの地下鉄に乗車したことを


手短に話して電話を切りました。そう言えば迎えの人がいる様子がなかったことを思い浮かべ問いたださ


なかったことを悔いながら、岡山の少女誘拐事件を思い浮かべた。


携帯を目の前に置いてまんじりともせずに時を過ごしていると携帯がなった。


「娘は帰ってきていました、ありがとうございました」と。


ひげおじさんは「良かったね、快活ないい娘さんでしたよ」と言って電話を切った。


携帯の伝言メッセージを確認すると「早く電話に出て」2度も入っていました。


ひげおじさんは帰宅後、シャワーを浴びたり、荷物の後片付けをしたりしていたので、携帯の着信音を


聞き逃していたようです。


そう長い時間ではなかったのですが、お母さんの心痛を思うと申し訳ない気持でいっぱいになりました。


安堵の気持で冷たいビールを喉越しにグイっと流し込むと、たちまち疲れた体に心地よく浸み渡りました。