「嫌い!夢なんか、大っ嫌い!
もう今日から寝ない!💢」
ママなんか宇宙一大っ嫌い!と
叫ぶ夢を見た翌日の娘も
やっぱり同様の夢を見て
寝覚めに一悶着。
どこに怒りをぶつけていいやら
もどかしい気持ちで
泣きじゃくっていた娘でしたが
最終的には私の布団でギュギュギュと抱きあって
私の幼少期の究極の恐怖夢を披露する事で
娘の気持ちが緩みました。
お母さんも、ひなこくらい小さい頃、
怖い夢を見たことがあってね、
1番怖かったのは、
ばあばがお母さんを殺そうとする夢。
でね、寝言で
「お母さん(ばあばのことね)殺さないで!」
って大きな声で言っちゃったみたいでさ、
ばあばに叩き起こされて
怒られちゃったことがあるんだよ。
お母さん、夢見てただけなのにさ😆
私の腕の中でケラケラと大笑いする娘。
「あー、おもしろい。ひどい夢だねぇ。」
※
そして、その日の夜のお風呂時間に、
再び娘の夢の話について質問をしました。
夢の中のお母さんは、
本当のお母さんと全く同じに見える?
同じお母さんと思える?
「ううん。夢の方が怖いし、強そう」
そっか。
もしかして、ひなこは、
ひなこよりお母さんの方がすごいと思ってる?
「うん、思ってる」
そっかぁ。
お母さんは、ひなこよりすごいとか、
強いとか思ってるから、
そういう夢を見てるのかも知れないよ?
でも実はさ、お母さん、
全然すごくないんだよ。
ひなことお母さんは同じなんだよ。
だって、ひなこが知ってることで、
お母さんが知らないことも、
すごくいっぱいあるんだよ?
「そうなの?」
そうだよ。
夢の中のお母さんは、
ひなこのお気持ちの中のお母さんだから
思いっきりやっつけても大丈夫。
そうしても、お母さんは元気に生きてるから。
そして、
夢の中で日輪刀を取り出す練習をして
自信をつけた娘は
100円のおもちゃ日輪刀を寝床に置いて
ニコニコしながら就寝するのでした。
翌朝、
「切れたよ!粉々に切ったよ!」と言って
起きましたが真相は微妙です😆
とりあえず、寝るのを怖がらなくてよかった。
※
私にとってこの出来事は
自分の幼少期の恐怖夢を娘に話す事で
私達は学び合う魂の同志であると
改めて強く感じることが出来て
同時に喜びを深くしました。