ヒトラー~最期の12日間~ | 最近なんかいいことだらけ

ヒトラー~最期の12日間~

面白い。以下、ネタがばれます。


追い詰められてゆく人間の精神が崩壊していくさまが良く表現されていたと思う。常に左手が痙攣し、止まらないところや、人間不信なところ、言動の不一致、妄想。しかし、狂ってしまった人にでも、付き従う狂信者がいる。冷静な頭をしていると、途中でヒトラーの下を去ってしまうだろう。ヒトラーに最後までついていった人たちは、理想のために全てを投げ捨ててゆく自分に酔っているように思った。もっと単純に、全盛期のヒトラーの魅力に魅了され続けてしまったひともいると思う。

ヒトラーは最後に自決します。コレは卑怯だよなぁ。敗軍の御輿は、殺されさらし者になるのが仕事だと言うのに、美しく最後を締めるだなんて酷い。前線で犬死している一般兵が報われないっつの。


蛇足ですが、数週間前に、狂人と対話(?)する経験をしました。その人は浮浪者で、何言ってるかわかんないの。怒鳴ったり、謝ったり、喋ってることに意味はなかった。あぁ、これが狂ってるって言うんだ。しみじみ思った。


この映画の監督は、ESと同じ人です。心理実験といい、この映画といい、人間のきわどい領域を題材にするのが好きなようですね。