1988年の就職活動時期に戻りたい。
当時は、まだ昭和 バブル景気始まりの時期で、毎年就職が売り手市場になりつつあった時期でした。
お金の事を知れば潰しが効くと勝手に思い込み金融機関を志望していました。
その中で一社だけ、当時は中小企業でしたが、介護や病院ベットを扱う企業に応募し内定を頂きました。
人事の方の感じもよく、印象も良かったです。
一方でメイン志望の金融機関にからも内定を頂きました。(信用金庫)
大学では社会学を学んでいたので、介護や病院ベットを扱う扱う会社に将来性も感じ、伸びていく会社
かなとも思い、2社でどちらを選ぶか凄く悩みました。
結局のところ、最初の志望先の信用金庫を選んだのですが、入って2,3年で金融業界(銀行系)は非常
に保守的で実力だけでは、昇進も出来ず役員関係者や血縁関係者が実力を伴わずとも出世していく
事に気づきました。(入った会社その傾向が強かったのかも)40代までは何とかスキルを上げて課長職
迄は行きましたが、セクハラ、パワハラ、カスハラ等々が酷く、サービス残業、休み無しなどで結局の
ところ、体調を崩し定年前に退職しました。中でも納得がいかなかったのは、セクハラが法制化され罪に
問われる時代になっても、お咎めなしで被害者がやめていくと云う風土、パワハラも当たり前の世界で
今でも嫌に感じてます。トップが世襲制なのも先が思いやられるなと感じています。
今でも、あの時介護や病院ベットを扱う会社を選んでいたらどんな人生だったかと思うことがあります。
そこの会社に就職していないのでわかりませんが、その会社就職した大学時代の友人にたまに会うことが
あり話を聞くことがありますが、転勤と営業、メンテナンス対応など仕事自体は忙しそうですが、金融機関
の様な保守的な面は、あんまり無い様に感じました。
今更、考えても仕方が無いのはわかっているのですが、やってみたかったなとはいつも会うたびに感じてます。