最近、パン教室で良く使うのが、

「耐糖性イースト」ビックリマーク


私が通っている教室では、糖類がBP(ベーカーズパーセント)15%以上だったり、

フルーツが多量に入っているパンの場合、

普通のイーストでは無く、耐糖性イーストを使うんだそうだ。


これまで自家製酵母のパン教室に通い、そこのレシピを元にパンを作っていた私にとって、

糖類の量を気にしたことは、あまり無かった汗

なぜなら、


自家製酵母でパンを作る人は、大概甘くなくて固めのパンが好きだから(笑)

そもそも砂糖?入れなくても良いんじゃない?酵母のエサ程度あればOK!

位の勢いな訳でてへ


しかし!最近心から思うのは、

日本人は甘めで柔らかいパンが好き、ということひよざえもん びっくり


特に男性や年配の方は、この傾向が強いように思う(当社比)


私が食べる分だけ作るなら、砂糖が有ろうが無かろうが良いんだろうけど、

人に差し上げたり、教えたりするのなら、

やっぱり喜んでもらいたい。美味しいって言わせたいラブ


それには糖類や油脂を無視出来ないだろう。

特に糖類に関しては、興味が無かったから、ちょっと不勉強すぎたかも、と反省(>_<)あせる


調べてみることにしたヽ(*'0'*)ツ


まずは砂糖の原材料の種類サーチ

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サトウキビ

サトウキビのを細かく砕いて を搾り、その汁の不純物 を沈殿させて、上澄み液を取り出し、
煮詰めて結晶 を作る。煮詰めてできた結晶と結晶にならなかった溶液(糖蜜 )の混合物を
遠心分離 機にかけて粗糖を作る。粗糖の表面を糖蜜で洗った後、さらに遠心分離機にかけて、結晶と糖蜜を分ける。その結晶を温水に溶かし、不純物を取り除き、糖液にする。それを煮詰めて結晶を生じさせ、真空 状態のもとで糖液を濃縮する。結晶を成長させた後、再び遠心分離機にかけて、現れた結晶が砂糖となる。
光合成 において飽和点が高いため、他の植物よりも多く糖質を生産できる。


テンサイ(サトウダイコン)
テンサイ を千切りにし、温水に浸して糖分を溶け出させて、その糖液を煮詰め、濾過 して不純物を取り除く。真空状態のもとで糖液を濃縮し、結晶を成長させた後、遠心分離機にかけて現れた結晶が砂糖である。


サトウカエデ
サトウカエデ に穴を穿ち、そこから樹液を採集する。その樹液を煮詰めて濃縮したものがメープルシロップ である。これを更に濃縮を進めて固体状になったものがメープルシュガー である。

オウギヤシ (サトウヤシ) 

東南アジアからインド東部にかけて栽培されている。樹液 からパームシュガー(椰子砂糖)が作られる。

スイートソルガム(サトウモロコシ)

モロコシ属 のうち、糖分を多く含むものの総称で、アメリカを中心に栽培されている。煮詰めてソルガムシュガー(ロゾク糖)をつくることもできるが、結晶化させにくく収量としてはサトウキビやテンサイに劣るため、シロップ の原料として使用されることが多い。

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原材料としては、こんな感じ。

あとは精製法によって、砂糖の種類が変わってくるわけだφ(.. )


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砂糖は、製造法によって含蜜糖と分蜜糖とに大きく分けられる。含蜜糖は糖蜜を分離せずにそのまま結晶化したもので黒砂糖 白下糖 カソナード (赤砂糖)・和三盆 ・ソルガム糖、メープルシュガー などがこれに当たる。糖蜜 を分離していないため原料本来の風味が残るのが特徴である


これに対し分蜜糖は、文字通り糖蜜を分離し糖分のみを精製したものである。一般的に使用される砂糖はこちらがほとんどである。まず原料からある程度の精製を行い、粗糖 を作成する。粗糖は精製糖の原料であり、不純物も多くそのままでは食用に適さない。このため、生産地の近くでまず一次精製を行って粗糖を作成した後、消費地の近くで二次精製を行って、商品として流通する精製糖が作られることが多い。



精製糖は、大きくザラメ糖・車糖・加工糖・液糖 の4つに分類される。ザラメ糖はハードシュガーとも呼ばれ、結晶が大きく乾いてさらさらした砂糖であり、白双糖 中双糖 グラニュー糖 などがこれに属する。なお、一般的には白双糖と中双糖を指してザラメという。白双糖を白ザラメ、中双糖を黄ザラメともいう。一方、車糖はソフトシュガーとも呼ばれ、結晶が小さくしっとりとした手触りのある砂糖で、上白糖 三温糖 などがこれに属する。液糖はその名の通り、液体の砂糖である。また、ザラメ糖を原料として、角砂糖 氷砂糖 粉砂糖 ・顆粒糖などの加工糖が製造される。
日本においては最も一般的な砂糖は上白糖であり、日本での消費の半分以上を占めるが、上白糖は日本独自のものであり、製造消費されるのも日本が主で、ヨーロッパやアメリカではほとんど使われない。世界的に最も一般的な砂糖といえばグラニュー糖を指す。

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なるほどーφ(.. )

私はいつも三温糖を使っているのだが、一応分類的には上白糖と一緒な訳だ。
ってか、それぞれの違いが知りたいのよ、私は(-"-;A

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上白糖・・・・甘味料としての特徴は、結晶同士の固着を防ぐ目的で転化糖が含まれているため、グラニュー糖 に比べ甘みが強くコクがある。また、転化糖が含まれる影響でアミノ酸存在下での加熱時には、グラニュー糖に比較してメイラード反応 が起きやすく焦げ色が着きやすい。焼き菓子に上白糖ではなくグラニュー糖が推奨される原因となっている。

グラニュー糖・・・・転化糖 をほとんど含まないため通常の砂糖よりサラサラしている。また非常に溶けやすいため、コーヒー 紅茶 に入れる甘味料 として使われることが多い。このグラニュー糖に空気を含ませ顆粒状 にすると、フロストシュガー になる。フロストシュガーはグラニュー糖より溶けやすいため、ヨーグルト のような半固体状の食品の甘味付けや、製菓材料に使用される。グラニュー糖のカロリー は糖類の中で最も高い。

三温糖・・・・三温糖はカラメルなどの風味があるため上白糖より甘みが強く感じられ、風味を生かすため煮物 などに使われることが多い。

三温糖については「他の砂糖に比べてミネラル が豊富で身体に良い」と思われがちである。確かに上白糖やグラニュー糖 と比べた場合、三温糖の方がミネラルを多く含むとはいえ、砂糖の使用量を考えれば微々たるものであり、三温糖の方が身体に良い、というほどの差は存在しない。


黒糖・・・・本来は不純物であるカルシウム など各種のミネラル分が糖蜜 に多く含まれているため渋み・苦味といった味も多く、カラメル のように甘み も強く感じられるために味わい深いがその独特の香りや味わいのために料理や菓子の材料としてはやや制限を受ける。


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なんだ、三温糖って別にミネラルが多いわけじゃないのか苦笑

砂糖も粒子の大きさや、精製具合で色んな種類があるんだねー(*´Д`)=з

使い分けられればカッコイイけど、まだまだその域には程遠い涙


あとは、パンにおける砂糖の役割を書きたかったが、あまりに長いので次回に続く!ニコちゃん