LINKIN PARK / Chester Bennington

 

 

code;playorkの橋本です。

 

先日リンキンパークのVo、チェスターベニントンがこの世を去りました。

この業界に多大なる影響を与えた偉人のご冥福を心よりお祈りします。

 

LINKIN PARK。

 

code;playorkというRAPROCK / MIXTURE バンドで活動している以上、影響を受けなかった訳の無いバンド。

 

10~20代の頃KORNやLIMPBIZKITが先行してミクスチャー界を牽引していた1990年代後半、突如この世界に新星のように現れたのを今でも鮮明に覚えています。

 

その頃の自分はHEAVYMETAL / HEAVYROCK に傾倒していた時代で、ラップミクスチャー関係はまだ斜に構えて聞いていたのですが、そのデビューは衝撃的でした。

 

先行していたROCKとHIPHOP / RAPの融合自体でさえまだまだ新鮮だった頃、2MCを引っさげて、RAPとMELODYを使い分け、さらにジャンルを進化させたようなスタイルは、当時の自分としては全く追いつけない速度でした。

 

面白いのは、俺はリンキンパークをRAPROCK / MIXTUREの側面で捉えていたのですが、その後大きなムーブメントを引き起こすLOUDROCKの牽引者たちにとっても、リンキンパークは多大なる影響を与えており、当時からその音楽性には大きなポテンシャルがあった事が分かります。

 

プレイヨークは「リンプビズキット好き、集まれ」で結成された事は以前にも書きましたが、元からあったRAPROCKに自分のメロディーを足し始めた段階で、LINKINPARKはとても勉強になりました。

 

彼らの特筆すべき特徴で、特に今でも全く手が出せないのが、デジタルとの素晴らしい調和です。

 

プレイヨークは5人から4人になって初めてデジタル音源に手を出し始めるのですが、やってみるとその難しさは筆舌に尽くしがたいものがあります。


1990年代後半にはすでに確立していた彼らには脱帽です。

 

そのバンドの「顔」でもあるVoのチェスターが、7月20日自ら命を絶ちました。

 

死因や原因については俺が語るものでは無く、偉大なるシンガーの死について今はただただ残念です。

 

この事件を聞いて思い出したのが、当時心酔していたバンド、PANTERAのギターリスト、Dimebag Darrell(ダイムバッグダレル)がステージで射殺された事件です。

 

当時の自分にとって、もう彼のギターフレーズを聞けないのか、という喪失感はとても大きなものでした。


今後LINKINPARKがどうなっていくのかは分かりませんが、少なくとも、「チェスターが歌うLINKINPARK」はもう聞けない事を考えると、とても残念でなりません。

 

 

 

音楽はいつも人々に何かを気づかせてくれます。

 

この事件を通して生まれた感情も、すべて音楽がもたらしてくれたものです。

 

そうであれば、俺もチェスターがもたらしてくれた感情をネガティブに捉えるのでは無く、次の何かに繋げて行こうと思います。


哀悼


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