code;playorkでGtを弾いている橋本です。

 

6月28日に行われるワンマンのチケット一般販売が開始されました。

 

e+ではクレジットカードも使えるそうなので、こちらもぜひご利用頂ければと思います。

 

■6月28日(水)

Road to 「ごっくん祭」

code;playork ワンマンライブ

渋谷star lounge

Adv ¥2000

 

e+

http://sort.eplus.jp/sys/T1U14P0010843P006001P002222436P0030001

 

 

看板イベント「ごっくん祭」の再開を賭けたワンマン。

 

俺たちはこのワンマンで自分達の今までの歴史と、これから刻む歴史を伝えるつもりです。

 

 

現在のcode;playorkはというと、このワンマンへ向けた準備と、10月のリリースへ向け作曲中。

 

こういった作業をしていると、否が応でも今までの歴史や、これからの方向性に向き合わなければなりません。

 

 

好きで始めた音楽。

 

最初はただただみんなと演奏したかった。

 

高校生の頃に初めてコピーバンドを組み、演奏した瞬間のあのアンサンブルの快感は、今の人生をもってしてもこれ以上の快感に出会ってない。

 

 

そのうち欲が出て、ステージに立ちたくなった。

 

あわよくばそれで女の子にモテたかった。

 

 

今度は自分でも作曲出来るのではないか、と作曲をし始めた。

 

自分の作曲で、オリジナルバンドを組み、ステージにたった頃から、楽しかった音楽に、楽しさと苦しさが同居し始めた。

 

 

集客や売上げ、音楽の方向性を巡って、メンバーとの衝突を繰り返した。

 

誰も答えが分かってないから、この衝突は終わらない。

 

 

 

やがてメンバーとの衝突に疲れ、すべてを自分のコントロール下で運営したくなった。

 

バンド形式を取りながらも、ソロに近い形で、自分の実力を試した。

 

 

結果的には散々だった。

 

自分自身の弱点がマジマジと露見されていく中で、誰にも頼れない状態。


自分には音楽の才能は無いんだ、、、そんな心境で、自らのソロ活動に幕を閉じた。


とても辛かったが、音楽活動として、一つの区切りがついた瞬間だった。

 

 

 

一つの区切りがついた時、予想外のもう一つの自分が覗きだした。

 

「それでも音楽をやめられない、、、」

 

 

 

これには困った。

 

 

 

音楽活動を続ける理由が無くなったにも関わらず、「音楽をやめよう」という決心がつかない。

 

何度も考えたけど、続ける理由が無い中で、「やめる理由」も自分の中で見出せない。

 

正確には「やめたくない」んだ、って事に気付いた。

 

気付いたら、音楽の魅力に中毒になっていた。

 

 

このどうしようもない衝動を解決する為に、最後に自分の好きな事をやって音楽活動をやめようと思った。

 

一人の力では無理な事は分かっていたので、メンバーを集めた。

 

そこで組んだのが、この「code;playork」。

 

その当時一番好きだったlimpbizkit。

 

最後はこんなバンドがやってみたい。

 

この投げかけに集まったのが、今のメンバーだった。


一人じゃなく、みんなでやろう。

 

 


一番の年長者だった為、過去の失敗を繰り返さない為にも、いくつかの戒めを自分に課した。

 


バンド内がくだらない衝突を繰り返さないように、バンドの運営には最善と思われるルールも敷いた。

 

その上で、バンドのリーダーでいるという事は降りた。

 

もしかしたら才能が無いかもしれない俺が率いてはダメだと思ったから。

 

 

 

バンドはプロ志向。

 

9年前は20代前半と、30代前半(俺)のメンバー。

 

イケイケで思いのほか前進していく。

 

リーダーを降りた事で、経験のある年長者の言いなりでは無く、メンバーそれぞれに自意識が生まれた結果だと思う。

 

バンド内は自分の経験には無い、非常に興味深い人間関係の状態で、快進撃を続ける。

 

 

バンド活動は「勢い」が落ちた時が、踏ん張り所である事は過去の経験で分かっていた。

 

だから「勢い」のある内に、上に進めるだけ進もうと思った。

 

でも盛者必衰、「勢い」にも必ず流れがあり、上がれるだけ上がった先には落ちる事もある。

 

 

 

何人かのメンバーの脱退を経験し、最後の脱退の際、もうバンドには新しいメンバーを入れようという気力は残っていなかった。

 

5人から4人になって初めて、表現したいことが全く表現できない事に気付く。

 

年長者の俺も経験した事がないから、バンドとしても解決方法が分からない。

 

 

苦肉の策で、良く分からない中、パソコンを買って、バックの演奏(同機と呼ばれるもの)を追加する手法に手を出した。

 

よくよく考えれば、この時も一つのやめる区切りにも関わらず、「音楽をやめよう」という気にはならなかった。

 

 

諦めずに続ける事で、少しずつ、だが着実に人気が戻ってきた。

 

気付けば、色々乗り越えた分、メンバーもそれぞれのスタイルも確立していた。

 

横で見ていても、このバンドはとても人間的になったと思う。

 

 

ここまでは、俺の音楽の人生物語。

 

code;playorkというバンドで、一人のギターリストが、好きで好きでしょうがなくて、どうしてもやめられない音楽でどこまで行けるのかの物語。


一人じゃできないかもしれないけど、みんなでやれば実現できるかもしれない。

 

 

code;playorkの9年間で変わったもの。

 

code;playorkの9年間で変わらなかったもの。

 

そしてこれからのcode;playork。

 

それをぜひ見に来て下さい。


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