code;playork
重大発表までの軌跡
2017年、今人気再燃中の彼らが下したある決断とは、、
...
本日より4回に渡り、デビュー9年目を迎えた彼らの重大発表と、その背景に迫る。
重大発表までの軌跡 1
「2016年」
...2016年が終わった。
code;playorkにとってもセールスが好調に転じる等、ターニングポイントとなる年だった。
変わって周りを見れば、昨年も多くの仲間がステージを去っていった。
続ける者、辞める者、それぞれの人生を背負っての決断。
code;playorkはどうか。
code;playorkは2008年結成。
その出だしは順調だった。
1stアルバムの全国発売と同時にデビュー。
その二年後には旧渋谷AX(キャパ1500)のイベントにて大トリを務め、自主企画も好調にスタート。
数多の有名バンドとの共演や、ワンマンライブも順当にこなし、まさに飛ぶ鳥を落とす勢い、というかロクに足元も見ず、ただ突っ走ってきた時期だった。
そのツケは、確実にバンド間の隙間に侵食していく。
矛盾の耐久限度を超えたバンドは、メンバーの突然の脱退を迎える。
残されたメンバーにとっては、まさに青天の霹靂。
脱退理由は家庭的な問題だったが、バンド界のメンバーの脱退は、バンドの売れ行きと家庭の問題の二次曲線が交差した先に、大体ある。
問題はバンドにあった。
それまでロクに考えず、足元も見ず、何も用意もしてなかったプレイヨークは、笑ってしまうくらいの暗黒時代を迎える。
セールス、集客、共に下降の一途を辿り、答えも分からないまま、ただもがき、数々の失策を繰り返しながら、確実にファンの気持ちを裏切っていった。
彼らのトレードマークであった白服を脱いだのもこの時期だ。
何より、自分達の音楽に自信を失ってしまったのがとても致命的だった。
自分達の音楽では、やりたい表現もうまくできず、流行りにも乗れず、ただ過ぎ行く音楽であると、自分達が思ってしまった。
いつ解散しても良い時期。
それが、2年続いた。
続く
official website
