code;playork橋本ブログ。
今回はプロレスの話しでも。
以前のホームページがぶっ飛んでしまった為、今まで積み上げてきたプロレス理論もすべて消えてしまった。
俺のライフワークであったプロレスについて、ここでも簡単に伝えておこう。
「プロレス」とは何なのか。
人によって解釈は違うが、俺はプロレスは「生き様」だと思っている。
勝っても、負けても、試合だけでなくその前後の言動や行動までもが注目される。
勝者、敗者共に、その闘いまでのストーリーに「生き様」を見出せた者だけが人気を獲得できる。
強ければ良いだけでは無いので、非常に難しい世界だ。
そして肝心の試合はというと、俺は「技の説得力」とよく言っている。
凄さが伝わらない技は、プロレスでは評価されない。
ガチの格闘技は相手を試合続行不能にする「相手を壊すこと」が優先される。
しかし筋書きのあるプロレスの場合、ストーリーを紡いで行かなければならない為、相手を壊さない、ギリギリの所で当てに行かなければならない。
かといって、当たってない、効いてそうに無い技は、ファンからは評価されない。
見ている側に「殺す気か!?」と思わせなくてはならない。
1つ、にわかプロレスファンが増えてきているから勘違いされているが、最近の技は昔の技に比べて高度になって、危険度が増している、と言う人がいるが、それは間違っている。
猪木対ベイダーや、ジャンボ対三沢をYoutubeで見て頂ければ分かるが、往年のジャーマンスープレックスや、バックドロップが、当時殺す気で入れに行っているのが分かる。
要は見ている側に「殺す気か!?」と思わせる「技の説得力」。
その凄みを出せる技術が、プロレスラーには求められる。
いつの時代も、「説得力のある技」を持つレスラーが、スターダムをのし上がっていく事は、今も昔も変わらない。
今プロレスが大人気の為、俺からは追加でプッシュするつもりは無いが、地上波で土曜深夜にやっているワールドプロレスリングをご覧頂く際、ぜひレスラーの「生き様」と「技の説得力」に注目して頂きたい。
今まで「八百長」の一言で片づけてきた方も、きっとプロレスの面白さが理解できるはずだ。