夢
もしも今も生きていてくれたら…
そんな夢を見た
夢の中で目が覚めたあたしは命日だからそんな夢を見たんだと納得して見慣れない部屋のベッドで寝返りをうっていた
久しぶりに見たな
いつもふとした時にそんな夢を見る
心の中で意識しているわけではなくても
目が覚めた現実の世界のあたしは不可能な夢の世界を現実のものと想像してみて切なくなる
人の命にもしもはない
けど考えずにはいられない
今そばにいて話が出来たらどんな事を話してくれるだろう
何をしている?あたしと同じように夜に生きている?
もう結婚している?あたしには姪か甥がいるのかな
切なさと共になんだか幸せな気分になる
不思議な感覚
このまま太陽を浴びながらもう一度眠りに墜ちたら
夢の続きに会えるかな
人の命にもしもはない
失ったものと得たもの
あたしには大切な家族がいる
けどたまには恋しくなる
もしも…
幸せだから思い出せる無くしたくない命の思い出


と注意されていた仁





