もう5年になるんだなぁ
なんかあっという間に5年経った感じ

あの日どうやって過ごして
どんな気持ちで荒れた街の中を見て
どう家に辿り着いたか
今でもはっきり覚えてる

1ヶ月以上経っても悲惨だった地元の姿
それを見て泣かずにはいられなかった
時が止まった事実にすごく思い知らされた

私は普通の当たり前に生活を出来ているけど
その当たり前な生活を未だ取り戻せていない人が
たくさんたくさん居るのも事実

あの日の出来事を探そうと思えば簡単に見つかる
だけど映像と目の当たりにした世界は全然違うよ

もう世界が終わると本気で思ったくらい

私は宮城
旦那は当時長崎に居た

当然その頃はお互い全く存在すらも知らないけども

3,11への想いはやはり違う

大変だった辛かったっていうのは
見ててすごく伝わるけどやっぱり違うって

旦那とドライブついでにって
七ケ浜とか福島までちょっとだけ行ったことあるけど
目の当たりにした景色で
どれだけすごく大きな災害だったか
そこで初めてわかるって感じだった

忘れたい人もいる
忘れられない人もいる

でも、私はどんなに悲しくても
あの出来事は忘れちゃいけないって思うんだ
だから1ヶ月以上経ってからでも
地元の姿を見に行ってきた

3月入るとどこもかしこも3,11を取り上げる
あれだけ大きな災害だったから仕方ないことだと思うし
忘れたくても忘れちゃいけない
せめてこの時期だけは忘れないで欲しいってことだと思う

忘れることも仕方ないし
四六時中ずっと生きてることに感謝しろとかたぶん誰も思ってない
もういいよたくさんだよって思う人もいるけど
でも忘れちゃいけないことなんだ

私の勝手な想い、考えですけどね