電車内でのベビーカーのマナーについて | コドモのミカタ

電車内でのベビーカーのマナーについて

を見て森を見ず、という言葉があります。
ミカタ、テンパったときに必ず思い出すようにしていますグッド!



今日のヤフーニュースで、電車内のベビーカーのマナーについての記事が出ていました。

鉄道30社が合同で行った「乗車時にはベビーカーをたたみましょう」キャンペーンが発端となった議論です。

私は小児科医をしていますが、この記事を読んでとても悲しくしょぼん、そして憤りを感じましたプンプン


「マナー」というものは「相手に嫌な気持ちを抱かせない作法」のことで、「人から強要されるべきものではない」と理解しています。
強制力を伴うものは「ルール(あるいは規則・法律)」というのです。

たしかにベビーカーをもった保護者としては、他人に配慮することは大事だと思います。
ラッシュを避ける。人手があればダッコしてたたむ。車椅子スペースに乗る。
どれも良い工夫だと思います。
しかしどれもが良心的に自主的に行うことであって、強要されるべきものではないはずです。

価値観が多様化する現代社会では、電車のマナーに関するトラブルは色々ありますが、携帯だとか音楽プレーヤーだとか座り込みだとかそういう迷惑行為を差し置いて、社会的弱者である幼児とその母親(あるいは父親)に対して健康な成人が「マナーを守れ」とキャンペーンをはるのですから、この国のオトナのモラルはどうなっているのでしょう。

たため派の中には、「混雑する時間に乗るな」などという極めて自己中心的な意見もあるようです。こんなことを堂々と発言して恥ずかしくないんでしょうか?
まあ議論が白熱して偏った意見が出てきたのかもしれませんが、こういうときこそ木だけを見ず森全体をみないといけないなあと思った訳です。



また、こんな記事もありましたダウン

母親になるのにベストな国ランキング 日本は31位
 子どもたちのための民間国際援助団体(NGO)セーブ・ザ・チルドレンは、5月11日の母の日を前に、母親になるのにベストな国ランキング『母親指標(Mothers'Index)』を発表した..........≪続きを読む≫

日本は31位です。141国中31位にいられるのは医療の発達による小児の死亡が減ったためで、子育て環境だけをみると恐らくもっと下位になるでしょう。

上位は北欧が占めていますが、それらの国々はどこも少子化をちゃんと認識し、国や国民が一丸となって「コドモは国の宝物王冠1」として社会全体で育てるという意思ができあがったのです。



電車内でのベビーカーをたたむ事を推奨する日本の社会。
未来の繁栄よりも今の自分の靴が轢かれないかが心配な社会。
元気な人がベビーカーを避けて通るのを面倒くさがる社会。


まだまだコドモは増えそうにないなあ、、、ショック!

みなさん、どう思います?
一緒に考えてくれたあなた、今日もありがとうございます。