かなり前ラジオで聴いた絵本読み聞かせプロの話によると
「子供が知らない言葉があってもそのまま読み続ける、質問はその時受けない。
意識が止まってしまうから。またセリフに抑揚をつけない方がいい、
そちらに気がとられ内容に集中ができなくなるから。」

でも私としてはそれがずっと不自然な話に感じていました。

だからといって自分の読み聞かせが上手だとは思ってないが
数年前に行った読み聞かせの会で
まさにそのプロが言う通りの読み方をしている人がいて・・・

やっぱり違うって思った。

じゃあ何が正解? ううん、正解はないと思う。
賛否両論、色んな答えがあっていいんだと思う。

ただ先週この本に↑図書館で出会った時、うんうんとうなずけたので
ちょっと紹介させてもらいますね。

●親の「読み聞かせしなきゃ」の気持ち、子供は「聞かされる」になっていませんか?
だれのための読み聞かせ?
大切なのは絵本を通して「ふれあい」の時間を親子で育みきずなを深めるということ。

●絵本=読むものだと大人は思うけど、ブランコや滑り台で遊ぶように絵本も一緒で
子供と遊んだりおしゃべりしたりするのです。絵本を通しておしゃべりをすることで、
こどもの感心がどこにあるのか、どんなことを考えているのかを知る事ができます。
いろんな絵本でもいいし、お気に入りの一冊でもいいです。読み聞かせを通して
こどものことを知り、笑顔いっぱいの「優しさの思い出」をたくさんつくってあげましょう。

●きちんと読まなければと思うと親が負担になってしまいます。「読む」というより
書かれた文章をもとに自分の言葉で「語る」ところから始めてみてください。
自分なりに言葉を変えたりはしょって読んでもかまいません。

目からウロコでした。

5歳の娘が絵に対して説明の多い文がついた絵本を選んでくると、「ええっ」でしたが、
自分の言葉に変えてはしょってもいいのねと思うとちょっと余裕が出てきました。


また3歳の息子には単純な内容の短いファーストブックのような絵本は
卒業かなと思っていたのですがたまたま先日
「がたんごとん」を読んでと持って来たので絵本を通しておしゃべりをしてみると・・・



「このコップの中はリンゴジュースだよ♪」想像を広げた息子がそう教えてくれました。

私はスプーンが隣にあると「中身はスープかな」と思うけど、
息子にとってはジュース、なんです。
しかもただのジュースではなく「リンゴ」ジュース。

ふ~んなるほどそうなんだね。

読むコチラも次のページではどんな言葉が出て来るのかな?と楽しかったです♪

いくつまで一緒に絵本を読めるかな?
そう思うといくつまで抱っこ出来るかな?と一緒で
「あのときもっとしておけばよかったなあ。」にならないように・・・ですね。