維新の目的 後編 | 一介のブログ

維新の目的 後編

大阪維新の会 がやろうとしている事は、彼らの指摘する内容を見れば判ります。



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大阪はかつて商都、食の都と呼ばれ、政治は東京、商売なら大阪だった。
今や商売も東京や海外へ出て行ってしまい、関西経済は落ち込む一途。


大阪全体の成長戦略を描く必要に迫られている。



■関西国際空港問題


関空は元々、大阪 (伊丹) 空港の騒音被害の訴えに基づき開港したのに、被害対策費による利権を手放したくない現地が存続要望するという手のひら返しで関空の財政は逼迫。


橋下氏に指摘された大阪空港はターミナル改築等経営努力を進め、関空はLCC誘致で収支改善を目指している。

(橋下氏の存在で経営改善が前倒しされている)


関空活性化のため中心部とリニアで繋ぐという大胆な計画は、市に反対され議論も出来ない。



■公教育、公務員問題


権利ばかり訴える教職員組合に悪平等教育を押し付けられてきた結果、下から数えた方が早い程の学力低下。
(因みに私の担任が組合運動優先で教室に来ず、自習になった事もあった)


犯罪者となった教員さえ懲戒や異動のみで免職にしない教育委員会は、保護者の立場で見れば異常。

思想信条の自由をたてに君が代を歌わない、起立もしないという公立校教員は、公務員として相応しくない。


そもそも公務員なのに組合員としてしか努力しない人は不要なので免職すべきだが、現行の公務員制度上難しい。



■大阪市交通局問題


大阪市交通局の平均給与は民間交通の倍以上で、外郭団体による構内店舗等の独占もおかしい。


民営化すれば人件費削減分がより良いサービスにまわり、採算性や優先度の低い新規路線が造られる事も無い。
大赤字を地下鉄の黒字で穴埋めし、空気を運んでいると揶揄される市バスの路線見直し、収支改善が期待できる。



■税の無駄、経済問題


他府県から流れ込む生活保護受給者、日本一多い公務員や外郭団体に対する優遇により、財政は破綻へ向かっている。


防災やインフラ等は迅速に有効な整備が求められるが、府と市に分かれていては議論ばかりで進展しない。


同じ河で隣接する府と市の水道事業所統合さえ頓挫した。

現地からも必要性が叫ばれる高速道路は、財政負担を嫌う大阪市内を通る箇所だけ工事が出来ないまま。


二重行政解消から得られる財源で 「大阪都」 がインフラ等広域行政を一元管理、推進。

住民サービスは直接選挙を通った区長が責任を持って予算行使すべき。


東京一極集中の現状から、関西の事は関西、大阪の事は大阪で決めるべく、権限、財源を地方分権で確保、首都機能のバックアップも視野により機動的な行政組織へ改変すべき。


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これら諸問題を解決し、成長戦略を内包する改革案を 「都構想」 という一言に纏めたのだと認識しています。

都構想を推進するのが大阪維新の会 、そこからの候補が


府知事候補 松井 一郎 氏 (野球選手なら 「松井」 と 「イチロー」 で凄い事にw)


市長候補 橋下 徹 氏 (七人の子持ちが教育を破壊するとは考えにくい)


このお二人です。



個人的には名称を 「都」 にする必要は無いと思いますが、維新の会もそれが目的でなく目標を解り易く表したものだとも言っていました。


この辺はあやふやですが、若し変わったら印刷屋さんは大儲けですね。 業界の方は全力で変えろと言うべきでしょうw



橋下氏、維新の会の主張には一部賛同出来ないものもあります。


やや過激な発言で煽り、敵対勢力を作っては問題を単純化する手法は、橋下氏が参考にする小泉元首相と同じです。

しかしこうでもしないと投票率の低い大阪では、組合や宗教、利益団体の組織票に対抗するのが難しいのも事実。


性急過ぎる所や誤った点を論理的に指摘すれば、朝令暮改と言われようが間違いを認め修正するのが橋下氏です。


氏はこれからも懲りずに、今まで大阪が放っておいた問題点をえぐり続けるでしょう。

府民市民はその度に気付き、改善か維持か廃止か決めなければいけません。


大変ですが、良くしてゆくためには悪くない選択だと思います。


何事もじっくりしかやらない倉田氏、何もやらない平松氏では駄目なのです。



次回は対抗馬をご紹介の予定。




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