エネルギーはなるたけ安価に安定供給が重要 | 一介のブログ

エネルギーはなるたけ安価に安定供給が重要

3ヶ月前に書いた物ですが、状況は未だに進展していない様なのでそのまま載せます。



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マスコミは洗脳装置の様に反原発を連呼する毎日だが、産業部門の需要に対する解決策は一向に提示されない。


彼らが参考にする学者の意見も偏ってはいないか。


特に京都大学や立命館大学、つまり左寄りと疑われる人達が原子力反対を強く押し出すところに、この国のエネルギー論が成熟しない原因を見る。 試しに反原発論者の経歴を調べると、偏り過ぎで失笑すること受けあい。



飯田哲也氏は今日も理想論を語っていた。 氏は理想でなく実現可能だと言うが、提案内容は無茶苦茶。


「東京23区分の太陽光パネルを設置、今の30倍の風車を設置すれば原発は不要」


「コストはかかるが、それを言うなら原子力も今回の事故保障を考えれば安くない」


法律を変えて設置場所を見つけて太陽光パネルを作って工事して、ってのは何年かかるの?

飯田氏の理想通りに日本国民全体が動くならまだしも。


孫正義氏の私企業に公費投入を迫るという、詐欺のごときメガソーラー計画の候補地に北陸や北海道があったが、豪雪地帯での太陽光発電は不効率に思えてならない。


風力は既に騒音被害が出ていて、単に設置場所があるからと何処にでも建てられる訳ではない。
沿岸型なら騒音被害は避けられるが数が限られ、海上浮遊型はまだ実験段階。


山岳国の日本で水力は一定の役割を果たしてきたが、揚水発電が原発の余剰電力で稼動していた事は知っておくべき。


自然エネルギーは将来的にもっと効率良くなるし、日本は最先端技術を持っている。

だがそれで原子力発電分を置き換えるには何十年、下手すりゃ百年の計だ。


その間、原発を止めるなら火力に頼るしかない。


因みに保障を考えれば原発はコスト高だと言うが、それは安全対策を怠って失敗した場合の話。



自分の考えとしては……同じ事ばかり書いているような気もするが気にしないでおこう。


(1) 既存の原子力発電所に防波堤設置、全電源喪失時の安全対策を講じる。 安全確保が難しい施設は廃炉。


(2) IGCC (Integrated coal Gasification Combined Cycle=石炭ガス化複合発電) 等の高効率かつ低ランニングコストの火力発電所を建設。


(3) 多様な規模の自然エネルギー発電で分散化、一般家庭にまで発電、蓄電設備を普及させる。


この三点は平行して進めるべきだが実稼動まではタイムラグがあり、順番にしか出来ない。


(1) を飛ばして今すぐ火力で賄う事は、石炭程は安くないLNGに多大なコストをかけ続けるなら可能だろう。

この場合、円安に振れると貿易赤字は石炭以上だが。



持論をごり押しする個人でなく、叡智を結集して日本の成長を妨げない電源のベストミックスを追求すべき。

その際、エネルギー安全保障の視点も重要なのは言うまでも無い。



この文章で出てきた単語を知らない、字面からも意味が解らない、それなのに調べる気も無いという方は、電力に関しては発言すべきでないと思う。


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疲れていると文章ってきつめになるんだなぁと、ひとごとの様に思いつつアップ。




プーチンのエネルギー戦略/木村 汎

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