赤鼻の中川昭一氏がご存命なら…
世間は何やら浮かれている様ですが、私の心は沈んでいます。
悩みの種は数々ありますが、その中でも納得出来ないのは、日本の安全を左右する武器輸出三原則の問題です。
社民党に数合わせで協力して欲しいが為、やっと見直される予定だった武器輸出三原則の見直しを、またしても延期した民主党。
鳩山政権と連立を組んでいた社民党は、普天間基地移転先が国内移転に逆戻りした方針が承服出来ずに連立から離脱した筈なのに、国内移転を目指す管政権には閣外協力するという矛盾だらけの社民党。
防衛族議員化しろとは言わないが、衆議院議員が足りないから数は必要だと、三原則見直しの先送りをあっさり認めてしまう北澤俊美防衛大臣の不適格ぶりは目を覆うばかり。
武器輸出三原則は、簡単に言ってしまえば武器を輸出するなという事ですが、法律でも何でもなく、言わば公約のような物です。
最大の公約とも言える子供手当さえ、不相応な借金が増える位なら無い方が良いという冷静な一般人も多いのですから、40年も前の、当時でさえ言い訳の様な公約を見直すべきであるのは明らかです。
若し武器輸出して儲け、装備を効率良く更新するのが駄目なら、全部国産でも良いから防衛費を倍増してください。 そうでもしないと、只でさえ高い国産装備をどんどん下げられる予算で賄うのは不可能です。
「人殺しの道具を売るなんて許せない」 と言う方は、警官に警棒や銃を持たせず、刃物や銃を持った犯罪者やヤクザに対峙しろと言うでしょうか?
対抗する手段が無ければ脅威から守れないのです。
しかし、自衛隊は実際にそれをやらされています。
殆ど丸腰で、毎日のように爆弾による攻撃があるイラクへ派兵され、信頼の力だけでやり切った自衛隊には敬意を表すと共に、そんな状態で平然と派兵する政治家を選んでしまった申し訳なさを禁じ得ません。
自衛隊の皆さんが無傷で帰還出来たのは偏に彼ら自身による努力の賜物ですが、米国と正面から戦争した国だという羨望と、大変な目に遭わされた事に対する同情といったものを、現地の人々が日本に対して持っていてくれた事も理由の一つではないでしょうか。 戦った事を殊更に卑下する必要な無いのです。
親日国 前代未聞の『感謝デモ』 【日本再生】
「戦いをばらまく行為」? 日本が三原則を破棄しても、いきなりどんな国にでも売りまくるわけではありません。 世界の兵器市場ですぐ売れまくる様な物を作る蓄積もありません。 先ずは米国との共同開発からでしょう。
「買ってくれば良い」 ? 普通、最先端の兵器は売らないか、肝心な部分をブラックボックス化します。 兵器の性能は実績に直結するので、弱点等の情報も教えてくれません。
翻って日本周辺の国は、少しでも自衛隊が動こうとすると 「許せない!」 と 「ブチ切れる (福島社民党党首の言葉より) 」 中韓朝。
韓国はついこの間も大規模な軍事技術の展示会を開催していました。
韓国 ハイテク兵器の展示会
北朝鮮はミサイル技術を中東諸国に売る代わりに核技術を得ました。
中国は言うまでも無く武器輸出大国で、東南アジアからアフリカまで凄まじい勢いで中国製兵器が広がっており、今も現実の紛争で大活躍、難民を生み出す元凶になっています。 中国がアフリカ各国の油田など権益を次々手にしているのは、交換条件としての兵器供与も大きな理由です。
こんな国々が日本に因縁をつけるという事は、感情的な部分はほんの飾りで、日本を強くさせないという実利を目指しているのは明らかです。
海外にどう見られているかは異常に気にする日本国民であるならば、世界の常識を防衛にも適用し、最終的には自分の身を自分で守る国に戻るべきです。
限られた国への武器輸出解禁は勿論、先ずは経済戦争で勝つ為に、情報が盗られ放題の現状を改善するスパイ防止法から早急に制定すべきでしょう。
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