RAINBOW 二舎六房の七人 声優と俳優
「RAINBOW 二舎六房の七人」 を4話迄観ました。
相変わらずの解り易く重苦しい内容で、原作者 (作画) 柿崎正澄氏の言う通り、臭さも含めて素直に観れば楽しめます。
それだけに残念な事が有ります。
主要キャラの水上 真理雄 (みなかみ まりお) 役が俳優の小栗旬さんなのですが、他のキャラが声優で安定しているだけに、下手さが目立ちます。滑舌があまり良くないし、最初からあんな野太い声を使っては、後の成長を表現するのが難しいだろうと予想しています。
彼の出演作品は観ていませんが、名前はよく聞く事から、若くて格好良く、ファンが多い人気俳優なのでしょう。
しかし所謂 「宮崎アニメ」 でもよくある俳優の起用が、素晴らしいと感じた事はほぼ有りません。
ああ、またタイアップで下手糞を起用したな、話題作りで視聴率や観客動員を稼ごうとするという事は、内容に自信が無いか、この作品を良い物にしようと真剣に考えないプロデューサーがやったのだろうと思うだけです。
MONDAY PARK と言えば 「闘牌伝説アカギ ~闇に舞い降りた天才~」 や 「ONE OUTS (ワンナウツ) 」 の主役を演じた萩原聖人さんの大根振りは、観る事を止めさせるに十分な威力でした。
あれに比べれば小栗旬さんは頑張っている方だと思うので、この作品の収録中にも上手くなっていく事を期待しています。ついでに今回登場した女性キャラも下手だなぁと思ったら、やっぱり貫地谷しほりさんという若手女優でした。
とりあえず、プロデューサーの中谷敏夫、田村学両氏の所為という事で納得しておきます。
特に中谷敏夫氏は、OVAならまだしもテレビアニメの場合、原作ファンを 「ごく一部」 として軽視すると明言している方の様でして、私の好きな作品がこのプロデューサーに当たらない事を願うばかりです。
因みに、当作品ナレーションの林原めぐみさんは、重みのある語り口で最高です。
それにしても、こういう作品に出会う度、声優と俳優は似て非なるものなのだと痛感します。
両方の練習をしてきたか、どちらか一方でも、ある程度経験を積んだ人でないと、いきなり起用されても対応出来ないのではないでしょうか。
それでも俳優を使うのは、アニメの声優が特殊な方向へ進化している事も理由の一つでしょう。
声優はアフレコでキャラに合わせる事に慣れており、自分らしさを表現出来ない、人によっては自分の間を持っていないので、俳優としては才能が無いと感じたり、声を作り過ぎる特有の演技を嫌う監督が居るのも理解出来ます。中にはそちらに偏り過ぎないよう舞台等で頑張っている声優も居ます。
当然の事を敢えて言いますが、どちらの職業が上というのではなく、それぞれに上手い人、下手な人が居るのです。
純粋に作品を楽しむ為にも、せめてテレビ、映画のアニメや吹替えは、素晴らしい特殊技能を持った声優を中心に、キャラに合わせ生かせる能力や、演技力で選んで欲しいと願っています。
あ、タイアップと言えば、バレーボールにジャニーズももう要らないw
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