酒飲みの戯言
酒を飲むと気が大きくなって、身の丈に合わない壮大な話を語りたくなるものです。
様々な話題が通り過ぎる毎日、わが国の政治は混乱、経済は停滞、道徳は崩壊と、良い事など何も無いかのように思えます。
しかし、高品質で多様な物やサービスを、安価で安全に、当然の様に享受できる国は、世界でも少ない事はご存知の通りです。
狂う程でもない仕事でそこそこの収入を得られ、少し探せば適正価格で旨い飯と、自由に飲める酒、時間通りに運行される電車に乗り、夜中に一人歩いてもそうそう強盗には遭わず、世界的にも甘い規制と言われる自由で検閲の無いメディアを閲覧し、病気になる心配の無い安全な水を大量に使って風呂に入り、柔らかな布団で爆撃の心配もせず熟睡出来ます。
ああ幸せ。
ずっとこのまま、幸せの中に漂っていたいものです。
わが国は資本主義なので、これら幸せをお金で買っています。沢山稼がないと買えませんが、経済は何年も停滞気味の為、借金でやり過ごしています。
借金を返し、幸せな暮らしを持続する為にも、そろそろ本気で経済戦争に勝つ目標を共有すべきと考えます。
とは言え、一介の愚民に今すぐ出来る事等、高が知れています。
同じ様な商品なら、何割かが海外に持ち出される外資より、国産品や国内メーカーの物を買います。
輸入品であれば、日本の商社を通している物を買います。
海外産でも、安ければ何でもいいじゃないかといった態度をとるメーカーの商品は買いません。
かといって海外産の方が明らかに良い物なら、そちらを買います。
他人が何を選ぼうが関与しませんが、どちらが良いか訊かれれば、自分の納得ゆく方を薦めます。
この程度なので大勢に何の影響もありません。
それでも先ず、少しでも海外の富は国内に、国内の富は国内で、といった意識が第一歩なのだと自己満足の日々です。
そして、こんな勝手な思いが叶えられる、つまり自由に物を選べるのも、円の価値が安定し、ひいては国が安定しているからです。何とも有難い事ですが、私としては、それだけでは満足出来ません。いつかは円の価値を、自国の安全を自らの力で支えられる国に成るべきだと思っています。
この素晴らしい国に、誇りを。
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