アニメは平和の夢を見るか
3月末で、全12話の放送を終えた 「ソ・ラ・ノ・ヲ・ト」 というアニメを観た感想等。
美しい映像と音響に、戦争という題材を使った割に極薄の内容はこんな感じ。
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今は停戦状態、辺境の通信兵 (全員美少女の軍人) らが、特に何も起こらない日々をキャッキャと過ごす。
仕事は定時に信号ラッパ吹いたり密造酒作ったり。
だらだらと苦痛な話の中に少しずつ戦争の可能性を示唆し続ける。
開戦直前に至り、主人公 (軍人) らはとても戦争が嫌いなので、自軍を攻撃してまでも戦争を止めようとするが止まりそうにない、そこで主人公がラッパを吹く。アメイジング・グレイス。兵士達は皆立ち止まって聴き入る。そこに講和の知らせが入り、結果誰も死にませんでした、という中学生の妄想の様なお話。
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単純でつまらない作品でした。
土壇場で反逆するくらいなら、その前に除隊して反戦運動でもやってろ。
何故こんなに辛辣な書き方をするかというと、アニメ、映画、小説、音楽等、あまりにも多くの日本作品が、何かそれが常識で絶対正しい、若しくは法律でもあるかのように、単純な 「反戦平和」 を描く事に飽き飽きしているからです。
戦争は嫌だが、無くせないのが人類です。それでもどうするか?の答えが 「反逆」 「講和」 って。無茶苦茶な上にご都合主義です。
娯楽作品なんだから、せめて楽しませる努力はしてほしい。
軍人、日本の場合は自衛隊も公務員なので、税金で雇用し、命がけの仕事をお願いしています。この点では警察官も消防士も同じ。違うのは対象で、外敵、犯罪者、火災等々。大規模災害の場合は連携が必要なので合同訓練もしていますが、これも近年迄はあまり実施されていなかった様です。
別組織ですが目的は同じで、日本国民の生命、財産を守る為の存在ですが、何故か自衛隊だけ異常に嫌う人が居ます。福島瑞穂氏とか。
因みにこの方、消費者及び食品安全担当大臣でもあるのですが、生命を守る自衛隊は不要論者です。
何かが破綻してそうです。
せっかくオリジナルアニメを作るなら、もっと解り易い破綻者を主人公にすれば、良い娯楽作品が出来るかも知れません。
そうか。
自分の観たいアニメが解りました。
ただ願うだけの美少女より、あらぬ方向へ吹っ飛んだ破綻者が主人公の作品、期待しています。