何を言い出すかと言えば…。
たまに思う事がありまして。
「私がBUCK-TICKを初めて聴いたのは、一体どれ位前なのか」
「いつまで聴き続けたのか」
「いつ聴くのを止めたのか」
「いつ頃ファンになったか」
思い出しながら、つらつら書いていきます。
まず、「バンド」というものを知ったのは小学校高学年の頃。
Xが好きな友達がいて、その子からテープを借りました。
で、転がるように音楽を聴くわけですが、情報を知ろうと雑誌を買ったのです。
「PLUM」って雑誌です。
その裏表紙に、緑っぽい派手な服を着た黒髪の男性が写っていました。
「うへ。怖いわこの人」
これが、第一印象です。
この「怖い人」が櫻井さんだったと知るまでに、実に2年かかりました。
Xを聴くようになってから、そんな感じのバンドのCDを片っ端からレンタルしては聴いていました。
その中に、確かBUCK-TICKは一つだけでした。
8cmシングルだったんですが、そのシングルのカップリングが当時の私のお気に入りでした。
「さくら」なんですけどね、今思えば。
で、中学に上がってからLUNA SEAにハマり、ハマった次の年に、多分勉強のためだと思うんですが、BUCK-TICKのアルバムを買ったんです。
なんの為の勉強だったか。
LSBの為です。
その時に、PLUMの裏表紙の男性が櫻井さんだと知ったわけなんですが。
聴いた事を、本気で後悔しました。
怖い。怖すぎる。
「キラメキの中で…」のイントロが異常に怖くて、結局その中で3曲しか聴きませんでした。
ちなみに、LSBはLUNA SEAまで見て帰りました。BUCK-TICKを見た記憶がありません。ひどく、鬱です。
高校に上がってからも、LUNA SEAが大好きでした。
BUCK-TICKは2度と聴くまい。そう思っていました。
なのに、レンタル屋で借りて、なんと初回版を速攻で買ってしまったのです。
「密室」がすごく好きで、つい買ってしまったんです。
そして、このアルバムも3曲しかまともに聴いていませんでした。
その後、レンタルで出ていれば借りていました。「悪の華」を借りた覚えがあります。
LUNA SEAは買ってました。
で、社会に出てからはほとんどBUCK-TICKを聴いた覚えはありません。
2000年の終わりにLUNA SEAが終幕してから、音楽というものは2年程聴いていませんでした。
2002年に、何かのきっかけでまたBUCK-TICKを聴きました。
その時に思ったのは、「この人(櫻井さん)、歌が上手くなったんやな~」でした。(ごめんなさいね)
それから4年後。
再び2002年に聴いたアルバムを聴いた時に、本当にすごい勢いでハマったんです。
何のきっかけなのか、そのアルバムに入っているある曲は、「戦場に行く男が母に電話をかける」というシチュエーションで書かれているという事を知ったんです。
で、それを聴いたわけですが、その曲はもともとスルーしていた曲でした。
聴いて、悲しい気持ちと強い思いとが綯い交ぜになって何ともいえず、その後の曲が、そのアルバム中1番のお気に入りの曲で、それと連動しているように思え、ハマったんですね。
思えば。
初めて聴いたBUCK-TICKの曲は「JUPITER」でした。
そこから、「怖い」と思いながらCDを聴き、ファンとしての下地を少しずつ作っていき、最後にお花が咲いたというか毒がまわったというか。
BUCK-TICKって怖いですね。
最後に。
当時の記憶を頼りに、何の曲を好み、また、ファンになった直後まで何の曲を覚えていたかを振り返ろうと思います。
あ。
私、BUCK-TICKの皆様の髪の毛が逆立ってた事を知ったのはファンになってからです。
『悪の華』
好き 「悪の華」
覚えていた 「KISS ME GOOD-BYE」
『狂った太陽』
好 「さくら」「地下室のメロディー」
覚 「スピード」「JUPITER」「太陽ニ殺サレタ」
『darker than darkness-style 93-』
好 「ドレス」「Madman Blues-ミナシ児ノ憂鬱-」「darker than darkness」
覚 「キラメキの中で…」「神風」「die」
『Six/Nine』
好 「love letter」「密室」「唄」
覚 全部
『COSMOS』
好 無し
覚 「SANE」「Living on the Net」「Ash-ra」
『SEXY STREAM LINER』
好 「MY FUCKIN' VALENTINE」
覚 「タナトス」「ヒロイン」「迦陵頻伽 Kalavinka」
『ONE LIFE,ONE DEATH』
未聴
『極東 I LOVE YOU』
好 「疾風のブレードランナー」「謝肉祭」「極東より愛を込めて」
覚 「TRIGGER」「GHOST」
『Mona Lisa OVERDRIVE』
未聴
『十三階は月光』
未聴
『カップリング』
好 「君へ」
なんてこったい。
こうやって書いてみると、すごく不思議なのが『Six/Nine』は全曲覚えているんですよね。
なんでだろう。