以前から噂はあったが、先日のポイントサービス 導入、はこれの下準備とも考えられる。
アマゾンが日本のEC市場の中で更なる成長を模索するとすれば、
・本は、結構いい感じでシェアを取っているが、今後の爆発力はない。
・扱う商材のカテゴリを増やしていく。
デジタル系など順次拡張中だが、そんなにブレイクしていないのではないか。
先日のポイントの付与率が、それを物語っている。
とすると、自社の流通網に乗せる形での拡大は、ドンドン効率が悪くなっていく。
・新たなる収益源を創出する。
個人が中古商材を販売できるマーケットプレイスは、その走りだと思うが、
自社が販売主体ではない形で、固定費や手数料収入をコツコツ積み上げる仕組みを増やす。
ただし、アマゾン自身とショップの利害が一致するのは、現在無いカテゴリか商材が薄いカテゴリ。
それ以外だと、アマゾン自身の物販と喰い合ってしまうが、「価格比較できる」ことで更に盛り上がる、
という考え方もアリか。
・そうなってくると、モールと言えば楽天。猛追しているのがヤフーショッピング。
消費者に分かりやすい違いで言うと、ポイントサービスがアマゾンには無かった。
・ショップみたいなWEB上でビジネスを営む中小企業とのコネクションを拡げていくことは
米国でやっているようなストーレージサービスなど、新しい領域の顧客開拓にもなる。
(米国では、モールはやっていないはず。モール形式自体、あまり聞かない。)
という感じでしょうか。
サービスが開始したら、ライブドアデパートがやっていたような出店攻勢を掛けていくのではないかなと思います。
楽天、ヤフーSの次になるので、ちょっとハードルが高い気がしますが、ヤフーSは規模としてはまだまだなので、
そういう意味では、いいタイミングなのかも。