大企業の出資先子会社の不振を立て直すべく、
社長として投入された若手課長の奮闘記、という感じでしょうか。
小説はあまり読まないのですが、三枝シリーズは別です。
リアルなビジネスの感覚が描かれているので、感情移入しやすいし、
参考になります。読みやすいし。
ストーリーとは別に、経営ノートと題されたコラムがあって、
こちらもよくまとまっていて好きです。
1冊で2度おいしいようなつくりになっています。
日本には経営を任せられる人材が少ない、という危機感は
しっかり伝わりました。
うーむ。。。
読みやすさ:★★★★★
オススメ度:★★★★☆